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みんなの障がいニュースは、最新の障がいに関する話題や時事ニュースを、
コラム形式でわかりやすくお届けします。

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障がい者プロゲーマーによる【こしづかラジオ3】買ってよかったもの/甘党?辛党?

障がい者プロゲーマーによる【こしづかラジオ3】買ってよかったもの/甘党?辛党? みなさんこんにちは! 今週もはじまりました「こしづかラジオ」。 この番組は、パラeスポーツのプロ選手、越塚さんが、プロゲーマーとしての活動やそれ以外の日常感じたことなど、ざっくばらんにお伝えしていくラジオです。 今回は新企画!『越塚プロの「一人暮らし始めました」』障がいを持ちながらも一人暮らしをしている越塚プロに、一人暮らしで気になることを聞きます! お相手は「凸凹村」コンシェルジュの町田です。よろしくお願いします!   こしづかラジオ・メインパーソナリティー越塚さんとは? 2021年5月1日より、株式会社ワンライフとプロ契約を結んでいる、越塚竜也選手です。越塚選手は筋力が低下していく「筋ジストロフィー」という障がいと向き合いながら、いくつもの大会に出場してきました。eスポーツ選手としての活動とともに、ワンライフが運営している生活介護事業所「iba-sho」を利用し、日々練習に打ち込こんでいます。 ■氏名:越塚竜也(こしづか りゅうや)■生年月日:1988年2月24日■年齢:33歳■出身地:群馬県みどり市■障がい:筋ジストロフィー※息や口の動きで操作するコントローラーや机に置く大きなボタンを使いプレー 第二回ラジオの文字版はこちら。   今週のトークテーマ【最近行った場所】 越塚:部屋の模様替えをしようと思って、家具屋に行ってきました!   町田:家具屋さん!特に何を見に行ったんですか?   越塚:テーブルとか収納です。テーブルは色々な種類があったんですが、    収納はあまり気に入るものがなかったですね。笑   町田:収納はどんなものを求めていったんですか?   越塚:いっぱい入るものが欲しくて……    でもなかったので次行ったときには良いのが見つかるといいなと思います。   越塚プロの「一人暮らし始めました」のコーナー! このコーナーでは、障がいを持ちながらも一人暮らしをしている越塚さんに 気になることを聞いて行こう!というコーナーです。   Q:最近買ってよかったものはなんですか? A:最近買ってよかったのは骨伝導のイヤホンです!    耳の中に入れないので外れ辛いし耳も痛くならないですし、    ワイヤレスなので使い勝手がとても良いです。    2万円ちょっとしましたが買ってよかったです!   Q:一人暮らしでよく食べる料理はなんですか? A:カップラーメンですね。週1回は食べます。    本当は毎日食べたいんですが、体に悪いので週1回にしています。笑    特にカップヌードルやどん兵衛をよく食べますね。    マルちゃんの黒豚カレーうどんが特に好きです。     こしづかQ&Aコーナー 今回は越塚プロの興味や好きなことがわかるQ&Aをお届けします!   Q:行きたい旅行先はありますか? A:大阪ですね。一回も行ったことがないユニバーサルスタジオジャパンに行きたくて。    どのエリアも楽しそうなので全部回りたいですし、    アニメコラボも良くやっているのでそれも気になります。   Q:自分を動物に例えるとなんですか? A:……(結構悩んで)犬ですかね。意外と寂しがりやなので。笑    一人暮らしは楽しい面があるので大丈夫です!   Q:辛い物と甘い物、どちらがすきですか? A:断然甘いものですね!どら焼きやケーキがすきです。    シュークリームもよく食べますよ。     越塚プロに聞いてみたいことや、   こんな企画をしてほしいなどありましたら   凸凹村やYoutubeなどにコメントください!   最後に 障がいといっても、⼗⼈⼗⾊。その組み合わせで、⾯⽩い科学反応がきっと起きる。 障がい者が障がい者の課題解決を⾏う新しいコミュニティ『凸凹村』。 今後、村長の乙武洋匡さんが参加するイベントや企画も計画していますので ぜひご参加下さい!   【凸凹村Facebookグループ】 ・総合:どの障がいをお持ちでもOK! ※以下のグループに参加する方は「総合」への参加が必須です ・精神障害 ・身体障害 ・知的障害
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障がい者プロゲーマーによる【こしづかラジオ2】好きな食べ物は○○!/ゲーマー歴は○年

【こしづかラジオ2】好きな食べ物は○○!/ゲーマー歴は○年 みなさんこんにちは! 今週もはじまりました「こしづかラジオ」。 この番組は、パラeスポーツのプロ選手、越塚さんが、プロゲーマーとしての活動やそれ以外の日常感じたことなど、ざっくばらんにお伝えしていくラジオです。 今回のトークテーマは「食欲の秋」!Q&Aではゲーマー歴などプロゲーマーのゲームについてお話を聞きます! お相手は「凸凹村」コンシェルジュの町田です。よろしくお願いします!   こしづかラジオ・メインパーソナリティー越塚さんとは? 2021年5月1日より、株式会社ワンライフとプロ契約を結んでいる、越塚竜也選手です。越塚選手は筋力が低下していく「筋ジストロフィー」という障がいと向き合いながら、いくつもの大会に出場してきました。eスポーツ選手としての活動とともに、ワンライフが運営している生活介護事業所「iba-sho」を利用し、日々練習に打ち込こんでいます。 ■氏名:越塚竜也(こしづか りゅうや)■生年月日:1988年2月24日■年齢:33歳■出身地:群馬県みどり市■障がい:筋ジストロフィー※息や口の動きで操作するコントローラーや机に置く大きなボタンを使いプレー 第一回ラジオの文字版はこちら。   今週のトークテーマ【食欲の秋】 町田:秋といったら食欲の秋ですが、越塚さんは好きな食べ物ありますか?   越塚:最近ラーメンをよく食べますね!特に味噌ラーメンが大好きでよく食べます。   町田:味噌ラーメンおいしいですよね!おすすめのラーメン屋さんはありますか?   越塚:チェーン店ですが、おおぎやラーメンがおすすめですね。   町田:わ!私もおおぎやラーメン好きです!辛い物がすきなので、辛みそをよく食べますよ。   越塚:僕は辛いのは苦手なので味噌ラーメンをよく食べますね、笑   今週のおすすめコンテンツ 越塚:今回もアニメなんですが「BLEACH」が凄く面白くておすすめです!   町田:BLEACH!私たち完全に世代ですよね。   越塚:ですね。技の名前がかっこよくてセンスを感じますし、映像もきれいで毎回映画のような迫力があるのでおすすめです。     こしづかQ&Aコーナー Q:ゲーマー歴は何年になりますか? A:子供のときからだから……20年くらいですね!   Q:プロとしてはいま何年目ですか? A:まだ2年くらいですね。   Q:1日にどれくらいゲームをしますか? A:昔は休みの日に10時間くらいゲームをしていましたが、今では3~4時間くらいですかね。  ファイナルファンタジーや鬼武者などは一日中やっていましたね、笑   Q:ゲームの上達のコツはありますか? A:毎日コツコツ続けていくことが一番の上達のコツだと思います!    あとはダラダラ適当にやるんじゃなくて  「今日はこれをやるぞ!」「これをできるようにするぞ!」    と、目標を掲げるといいんじゃないでしょうか。     越塚プロに聞いてみたいことや、   こんな企画をしてほしいなどありましたら   凸凹村やYoutubeなどにコメントください!   ■最後に 障がいといっても、⼗⼈⼗⾊。その組み合わせで、⾯⽩い科学反応がきっと起きる。 障がい者が障がい者の課題解決を⾏う新しいコミュニティ『凸凹村』。 今後、村長の乙武洋匡さんが参加するイベントや企画も計画していますので ぜひご参加下さい!   【凸凹村Facebookグループ】 ・総合:どの障がいをお持ちでもOK! ※以下のグループに参加する方は「総合」への参加が必須です ・精神障害 ・身体障害 ・知的障害

高崎市障害者サポートセンターる~ぷ主催パラスポーツ体験会に参加!ボッチャ・車椅子バスケの有名選手たちにインタビュー!

高崎市障害者サポートセンターる~ぷ主催パラスポーツ体験会に参加!ボッチャ・車椅子バスケの有名選手たちにインタビュー! 11月11日(土)、高崎市障害者サポートセンターでおこなわれたパラスポーツ体験会に参加しました! パラスポーツ体験会では、車いすバスケとボッチャを体験することができます。年齢や障がいに関わらず、みんなでできるスポーツで、体験会はとても盛り上がっていました! 初めてパラスポーツを経験してみて感じた、車椅子操作の楽しさやむずかしさと、ボッチャのおもしろさなどをご紹介します! 最後は、ボッチャ、車椅子バスケの選手のインタビューをお届け。ボッチャや車椅子バスケだけでなく、何かを始めてみたい障がい者の方に向けて、背中を押すインタビューです!   車椅子バスケ見学・体験レポ!車椅子バスケはバスケより面白いかも。 まずは車椅子バスケから。車椅子バスケは基本的にバスケのルールと同じです。障がいごとにクラス分けがされており、チームバランスが平等になるようにつくられることが特徴です。あとは、車椅子操作などに独自のルールが設けられています。   年齢や障がいの壁はない、みんなでスポーツを楽しむ車椅子バスケ。 体験会では、車椅子バスケで練習試合形式をしたり、車椅子をつかって鬼ごっこもしていました! みんなで楽しそうにバスケしていて、見学していた自分も楽しかったです! ただ同じくバスケや運動が好きな人、人と接するのが好きな人同士が楽しくバスケをしている感じで、年齢や障がいの壁はないと思えました。 競技用の車いすの車が傾いているのは、手を挟まないようにケガ防止のためと、回転しやすくするためです。素早く方向転換をしていて、目が離せない場面もたくさんありました!   車椅子バスケの二倍の面白さ。 初めて競技用の車椅子に乗りましたが、最初は浮遊感がすごく、少し怖いと感じました。 車椅子を動かして、ゴールまでゆっくり行って、シュートを決めるまでやってみましたが、何回やっても、ボールがゴールの高さまで上がりませんでした…! もともと運動神経が良くないからかと思ったのですが、キャプテンによると、初めてはみんな同じようにボールを挙げられないそうです。シュートを決めるには、三角筋を鍛えることが必要で、そういうトレーニングもしますが、車椅子を自分で動かしたりすることで自然と筋肉はつくとの事。 慣れてきた頃、早めに走ってみました。転倒防止に後ろに小さなタイヤもついていて、速く走っても結構安定していました! 自転車などに乗ることが好きな方なら、バスケと二倍で楽しめそうです!   ボッチャ見学・体験レポ!運動が得意じゃない人も挑戦しやすいスポーツ! ボッチャはカーリングの地上版です。白いボールと赤と青のボールを使って、決められたコート内に投げて転がします。最初に白いボールを投げて転がし、コート内でぴたりと止めます。次に青チーム、赤チームに分かれて、青ボールと赤ボールを順番に投げ、白ボールに近い位置にある色のボールの数で点数を競います。   ボッチャの力加減がむずかしい。 ボッチャの球は少し重めで柔らかく、バウンドはしないけれど転がっていくタイプ。投げ方は自由なので、白ボールに近い敵チームのボールにぶつけて、吹っ飛ばしたりすることもできるそうです。私もそれを狙ってボールを投げてみましたが、力加減もできておらず、また狙った方向に転がらず、ほかのボールにかすりもしませんでした! 五歳ぐらいの子どもたちも参加していましたが、私より上手かったかもしれません! 運動神経というより、手先が器用な方や、戦略を立てることが好きな方がハマりそうなスポーツです!   相手がどの位置に転がしてくるか。頭脳戦なボッチャ。 最初にボッチャをしてみたときは、とにかく白ボールの近くにボールを転がすことしか考えられませんでした。けれど、最後になるにつれて、白ボールのまわりにたくさんのボールが集まるような形になるのですが、なかなか狙い通りの場所に転がすことがむずかしくなってきます。あえて、相手のボールの進行方向をジャマするように自ボールを転がし置いておくことも戦略の一つなので、最後になっていくにつれ、厳しい戦いでした…!     群馬県唯一の車椅子バスケチーム「群馬マジック」キャプテン、筑井卯月さんにインタビュー! 群馬マジックのキャプテンの筑井卯月さんと、ボッチャのオープン立位全国第3位の高橋貴子さんにお話を伺いました! まずは群馬マジックのキャプテン、筑井卯月さんのインタビューからです。高校1年生から始め、群馬マジックに所属して長年キャプテンをされているそうです。 Q1. 車椅子バスケを始めたきっかけは? 高校の先輩が群馬マジックのチームに入っていて、一緒にやらないかと誘われました。   Q2.車椅子バスケを始めた時に感じたむずかしさとその克服方法は? 高校1年生から始めたのですが、体ができてなかったので、シュートを届かせることができなかったです。あと、車椅子の操作で、特にボールと車椅子を同時に扱うのがむずかしかったです。 慣れてくると、できるようになります。あと、上半身の筋力トレーニングはもちろんですが、自分で毎日車椅子を動かしていると、自然と腕の筋力がついてくるので、今は力が入らなくてもどんどんできるようになります。   Q3.筑井さんが思う、車椅子バスケのおもろしさは? 団体競技なので、パスに繋がって連携プレーがうまくいったときや、シュートが決まった時がとてもおもしろいです。   Q4.これから車椅子バスケを始めようと思っている障がい者の方に何かあれば! なんでも一緒だと思うけど、始めた時が一番チャンスだと思うので、 やってみたいと思ったら行動してみてください。   2022・2023年ボッチャオープン立位で全国第3位の連勝!高橋貴子さんにインタビュー! 2022年と2023年ボッチャオープンチャンピオンシップ(全国大会)立位女子の部で3位入勝した高橋貴子さんにインタビューです。高橋さんは安中ボッチャクラブの代表をされており、地元でボッチャを勧める活動をしたり、ココフリ群馬という団体にも所属していて、同じく障がい者のために尽力している選手です! ボッチャを始めたキッカケから、高橋さんが所属している団体についてもお話をお伺いしました。   ボッチャを始めたキッカケを教えて下さい! 健常の頃からパラスポーツに興味をもっていて、ボッチャはテレビで見たことがありました。退院後、知人に誘われて、令和元年にボッチャを始めました。その後、自分が住んでいるところが安中なので、住んでいる地元で何かできないかと思って、安中ボッチャクラブを立ち上げました。 練習しているうちにもっと強くなりたいと思っていたところに、群馬県の海保さんというボッチャのアスリートがいるんですが、全国大会に出てみないかと誘われて、大会に出たら全国三位になりました。来年こそは日本一になりたいです。   安中ボッチャクラブで今課題に感じていることは? 私のクラブは障がい者だけではないんですね。健常者や高齢者が多いです。いろんな人に入っていただけたらいいなと思っています。 あと今はまだ視覚障がいの対応ができていないので、それを強化したいと思って、海外のボッチャのことを調べていて、今年度来年度には視覚障がいの方もボッチャができるように導入したいと思っています。 活動はインスタグラムにも上げていて、最新状況をアップしています。   ココフリ群馬の団体にも所属している高橋さん。ココフリ群馬の活動は? ココフリ群馬では、上毛かるたを正座しないでできるように、A3の大きさにして、車椅子に乗ったまま踏んだことによってとれるようにすることを考えました。 そのカルタには裏面にバリアフリー情報を載せていて、車椅子で通れるような道の幅なのか、坂道や砂利道があるかどうか、多目的トイレや駐車場があるかなどが見れます。 ココフリ群馬のホームページやSNSにも、170件ほど群馬県内のバリアフリー情報を載せています。いろんなところで出かけて、調査して発信しています。あとはユニバーサルイベントとして、お花見やBBQ、果物狩りなどに出かけています。 ココフリ群馬のHPはこちら  http://www.gunmamagic.sakura.ne.jp/kokofurigunma/   ココフリ群馬に所属していて高橋さんが感じている課題は? もっと多く情報を集めたいですし、発信したいです。私たちは「行った先で段差があった、トイレがなかった」で困ったことが多くあります。情報があれば、他のところでトイレをしたり、対処ができます。 ココフリ群馬が集めた情報を健常者の方にも見てもらって、世の中がやさしい社会になってほしいと思っています。     多くのことを経験でき学ぶことができたパラスポーツ体験会!凸凹村でも発信します! 取材ご協力ありがとうございました! パラスポーツのおもしろさだけでなく、障がいについても学ぶことができる体験会でした! パラスポーツが気になっている方、ぜひ参加してほしいです!   今回のレポは凸凹村内でも発信させていただきます! 気になる方はぜひ凸凹村へご参加、フォローください! 凸凹村 凸凹村 X(Twitter) 凸凹村 Instagram 凸凹村 TikTok   取材協力:高崎市総合福祉センター・高崎市障害者サポートセンターる~ぷ      群馬マジック代表高橋俊一郎 様、キャプテン 筑井卯月 様     :安中ボッチャクラブ      安中ボッチャクラブ代表 兼 群馬バリアフリー観光情報局ココフリ群馬 役員 高橋 貴子 様 取材者 :今井  
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障がい者プロゲーマーによる【こしづかラジオ】夏休みの思い出/越塚プロがやってみたいゲームは??

【こしづかラジオ】夏休みの思い出・越塚プロがやってみたいゲームは?? みんなの障がい運営会社「株式会社ワンライフ」より、ワンライフ所属、eスポーツプロ選手の越塚さんによるラジオをお送りしています。 今回、ラジオを文字起こししました。「凸凹村」コンシェルジュの町田と、eスポーツプロ選手の越塚さんのeスポーツプロプレイヤーになるまでの道のり、プロゲーマーの活動や日常について語ります!   こしづかラジオ・メインパーソナリティー越塚さんとは? 2021年5月1日より、株式会社ワンライフとプロ契約を結んでいる、越塚竜也選手です。越塚選手は筋力が低下していく「筋ジストロフィー」という障がいと向き合いながら、いくつもの大会に出場してきました。eスポーツ選手としての活動とともに、ワンライフが運営している生活介護事業所「iba-sho」を利用し、日々練習に打ち込こんでいます。 ■氏名:越塚竜也(こしづか りゅうや)■生年月日:1988年2月24日■年齢:33歳■出身地:群馬県みどり市■障がい:筋ジストロフィー※息や口の動きで操作するコントローラーや机に置く大きなボタンを使いプレー   トークテーマ【夏休みの思い出】 越塚:海には子供の時結構いってましたね。群馬には海がないんで、海を見ると テンションが上がりますよね。見るだけでもすごい楽しいなって。 あとは茨城の方に障がい者でも海に入れるところがあってそこにも結構行ってましたね。   町田:障がいがあっても海を楽しめるのはいいですね!   越塚:そうですね。障がいを持ってるとなかなか海に入ることできなかったりするんで、諦めたりしちゃうんですよね。 でもそうやって障がいがあっても普通の人と同じことができるので心に残ってます。   越塚プロのおすすめコンテンツ 越塚:自分、アニメ見るの好きなのでアニメをよく見るんですよ。それで今ちょうどワンピースでルフィが新しいギアを出して盛り上がってるところなので、今おすすめかなって思ってます!   町田:新しいギアっていうのはどういうギアなんですか?   越塚:コミカル的な面白い動きをしたりとかっていう感じのギアですね。   町田:そうなんですね!私はまだ途中までしか見てないのでギアセカンドまでしか知らなくて……ちなみそれは何番目のギアなんですか?   越塚:5thですね。   町田:あ、もうそんなに、かなり増えてますね、笑   越塚:笑。最近のアニメはクオリティや迫力が凄くて、映画を観ている気分になるのですごくおすすめですよ!     こしづかQ&Aコーナー Q:eスポーツ選手を目指そうと思ったきっかけは何ですか? A:元々ゲームが好きだったのもあるんですけど、病気があるのでやっぱりなかなか普通に仕事したりとかができなくて……。 仕事したいなとは思っていて、これ(eスポーツ選手)ならできるかなと思って挑戦しました。   Q:一番最初にやったゲームって何ですか? A:一番最初にやったゲームは「リーグ・オブ・レジェンド」ですね。    よく使っているキャラは「アッシュ」という遠距離から攻撃するキャラです。    ファイターなど他にもキャラは沢山いるんですが、口で操作するには動きが早いので  「アッシュ」をよく使っています。 Q:今後チャレンジしたいゲームはありますか? A:そうですね……色々あるんですけど、APEXとかフォートナイトとか、人気のあるゲームをやってみたいなって思いますね!PS5のゲームも気になってます!     越塚プロに聞いてみたいことや、   こんな企画をしてほしいなどありましたら   凸凹村やYoutubeなどにコメントください!     ■最後に 障がいといっても、⼗⼈⼗⾊。その組み合わせで、⾯⽩い科学反応がきっと起きる。 障がい者が障がい者の課題解決を⾏う新しいコミュニティ『凸凹村』。 今後、村長の乙武洋匡さんが参加するイベントや企画も計画していますので ぜひご参加下さい!   【凸凹村Facebookグループ】 ・総合:どの障がいをお持ちでもOK! ※以下のグループに参加する方は「総合」への参加が必須です ・精神障害 ・身体障害 ・知的障害

発達障がいのある子の子育てに悩んだら相談を。経験しているからこそ共感できる「ペアレントメンター」とは

発達障がいのある子の子育てに悩んだら相談を。経験しているからこそ共感できる「ペアレントメンター」とは 発達障がいのお子さまの子育ての悩みは「自分のところだけかもしれない」と思いがちで、なかなか周りに相談しにくいですね。まわりには共感してもらえそうにないと感じて、ひとり悩みを抱えていませんか? 子育てノイローゼになったり、子育てがツラくなったりする前に、「ペアレントメンター」を頼りましょう。ペアレントメンターの役割や特徴、活動、相談ができる場所をご紹介します。   ペアレントメンターの役割や特長は? ペアレントメンターとは、発達障がいのお子さまの子育てを経験しており、相談支援機関により講習を受けた方のことです。ご家族の相談を受けるだけでなく、啓発イベントなどで講義をおこなったり、福祉施設の職員研修で保護者の気持ちをお伝えしたりしています。 ペアレントメンターはどのような講習を受けているのか、ペアレントメンターの役割や特徴について見ていきましょう。   ペアレントメンターは発達障がい児の子育て経験者かつ研修の受講者 ペアレントメンターは、発達障がい児の子育て経験があり、親の会などに入っていることがひとつの条件となっています。そして、地域ごとに開催されている「ペアレントメンター養成研修」を受講することで、ペアレントメンターとして活動できるようになります。 研修の内容は、 ペアレントメンターの目的や守秘義務などの倫理観 発達障がいについての基礎知識 その地域の発達障がい支援機関についての情報 相談支援の方法や相談のロールプレイ などです。 発達障がいのお子さまをもつご家族の相談を受けたり、支援したりするために必要な知識と経験をしっかりもっているため、安心して頼ることができます。   共感的なサポートで孤独感をへらせる ペアレントメンターは、すべてが不安な乳幼児期から、支援学級は何が違うのか・学校ではどのように対応してもらえるのかという就学に向けての相談や、友達との関係性や就労などの将来についての悩みなど、さまざまな相談を受けています。 医療機関などの専門家とは違い、子育ての悩みに本当の「わかる!」という共感をもらえたり、「本当にそういうことがあるよね」と経験者同士だからこそ、より共感し合えます。「誰にもわかってもらえない…」「こんなこと、周りに話せない」「こんな経験をしているのは自分だけかもしれない」という子育ての孤独感をへらせます。 さらに、実際に利用したことのある福祉サービスの情報や体験談も聞けるので、子育てのひとつの不安を解消できるでしょう。     ペアレントメンターに相談したいときは? ひとりで抱え込まず、子育ての悩みをペアレントメンターに相談してみてはいかがでしょうか。 現在、ペアレント・メンター活動は、全国の自治体に広がるとともに、発達障がいだけではなく、他の障がいのサポートにも広まってきています。   ペアレントメンターに相談できる場所 ペアレントメンターへ相談できる場所は、一例として以下の機関があります。 市区町村の福祉課 発達障がい者支援センター  児童発達支援センター 発達障がい者親の会 など  ※自治体によって名称が異なることがあります。 こども園や学校、障がい児通所施設での茶話会へペアレントメンターの派遣を行っている団体もあります。 ただ、地域によってはペアレントメンター事業がなかったり、メンターが在籍していなかったりする場合もあるので、市区町村の福祉課へお問い合わせください。   さまざまなペアレントメンターさんと話しましょう 経験者であり豊富な知識や情報を持っているペアレントメンターですが、医療機関などの専門家ではありません。発達障がいも人それぞれ個性があるため、ペアレントメンターのアドバイスがすべて自分の子どもにあてはまるとも限りません。 すべて正解だと思い込まず、さまざまなメンターさんとお話をしたり、ペアレントメンターからのアドバイスや情報を実際に自分で確かめてみることも大切です。     まとめ 発達障がいのある子の子育てについて、現在も将来も不安が大きいけれど、まわりに相談しにくいですね。子育てが本当にツラくなる前に、同じような悩みを抱えていたペアレントメンターに相談してみましょう。こんな時はどうしたらいいのかというアドバイスだけでなく、活用できる福祉サービスなどの情報も得られます。ペアレントメンターは守秘義務など相談支援の研修を受けているため、安心してご相談してみてはいかがでしょうか。    近くの児童発達支援事業所・放課後等デイサービスをお探しの方はこちら   参考 平成30年度障害者総合福祉推進事業 ペアレント・メンターガイドブック ペアレント・メンターとは | 日本ペアレント・メンター研究会  

【参加レポ】インクルーシブパレード「障がいがあってもなくても、友達になろう。」

【参加レポ】インクルーシブパレード「障がいがあってもなくても、友達になろう。」   みなさんこんにちは!ワンライフの町田です。 11月11日(土)インクルーシブパレードに参加してきました! インクルーシブパレードとは? インクルーシブパレードは障がいを持つ人々のためだけのイベントではなく、インクルーシブな社会づくりへのアンテナを立てる取り組みです。インクルーシブとは「包括的な」という意味があり、障がいの有無にかかわらず、みんなで社会を築いていこうという意味があります。 合言葉は「障がいがあってもなくても、友達になろう。」 障がいを持った人とそうではない人が、大声で笑いあって友達になっていく…… このインクルーシブパレードで、さまざまな人と触れ合い、協力することで、今まで感じたことがない何かに気づくことができると思います。日常や仕事、プライベートの関係性まで変化していく可能性をもっているイベントです。   今年は<みる>にフォーカス! 「見えない世界はどんな感じだろう」と考えたことはありますか? 目の見えない方々は目ではなく、目以外の感覚でたくさんのことを「みて」います。 今年のインクルーシブパレードは、「みる」がテーマでした。 目の見えない方々と同じように、目以外の感覚に注意して「みる」ブラインドサッカーやブラインドラグビー、伴走体験など、様々なブラインド体験会もイベント会場で開かれていました。   インクルーシブパレードで「仲間外れにしない、みんないっしょに」を感じられました。 私はADHDの特性があります。この関係で人込みや遠征が苦手なため、インクルーシブパレードのような大規模なイベントへの参加に緊張していました。けれど、凸凹村で知り合った方々や、当日初めましての方々もとても暖かく気さくに話しかけてくださり、肌で「インクルーシブ:仲間はずれにしない、みんないっしょに」を感じることができるとてもいい1日になりました! 凸凹村に興味を持ってくださった方、当日入村くださった方々も本当にありがとうございました。 色々な方の色々な意見や、課題に感じていることなども伺うことができ、新しい視点も得ることができました。   次回開催はみなさんぜひ一緒に参加しましょう! 世の中知らないことだらけ……でも外に出て色々な人と話せば、知らないことも知ることができるし、今まで気づけなかったことにも気づけますね。 みなさん、次回開催される時にはぜひ一緒に参加しましょう!   今回のイベントの写真や動画などは、 この後凸凹村内や凸凹村各SNSでも掲載予定ですので 気になる方はぜひ凸凹村へご参加、フォローください! 凸凹村 凸凹村 X(Twitter) 凸凹村 Instagram 凸凹村 TikTok 取材者:町田 取材協力:インクルーシブパレード  
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ASD・ADHDの私から。「まずは行動してみよう」

初めまして。年齢は39。障がいはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥多動性障害)です。 私は1984年2月28日にこの世に生を受けました。子供の頃、楽しかった記憶はありません。両親からの厳しすぎるしつけゆえに声優の夢を否定されたり、小中高のいじめ、今までたくさん辛かったことを乗り越えてきました。時には死を考えたりもしましたが、私にはゲームという友達がいたから踏ん張ってこれました。           けれど、ずっと親に「長男なんだから我慢しろ」と言い聞かせられ、我慢に我慢をかさね、忍耐に忍耐を重ねた結果、24歳の時、突然なにも手が付かなくなりました。仕事も行きたくない、ご飯を食べるのもめんどくさい、風呂もトイレも…。 そんなとき支えてくれたのはやっぱりゲームだったんですね。これさえあれば、とそんな気持ちになりました。その当時、ほぼ毎日24時間ほどゲームをしていたと思います。私は今、就労継続施設B型事業所ONEMGAMEでeスポーツに携わる仕事をしています。ここにこれたおかげで今、私は生きる活力を少しもらっていると思います。 障がいがあるからと、何もかもあきらめてしまっている人。私は障がいや家族や友達のせいにして動かなかった時もありましたが、満たされない日々でした。あのまま本当に何もしなかったら、このONEGAMEを知らないまま、いろんなことのせいにして毎日過ごすところでした。 だから、私は無理とかどうせ変われないと思っている人!まずは動いてみてほしいです。ちょっとでも自分の中で興味がある事があれば、積極的に!変わらないかもしれないけど動いてみる事が大事だと思ってます。私も動きだしてから、まわりの事が変わりました。ONEGAMEに通っていて、人間関係も変わりました。良い方向でよかったと思うのですが、悪い事もあるかもしれないです。けれど、動かないと本当に何も始まらないな、と今は感じてます。 面倒だと思うかもしれないけど、(私は思ったことがありました)まずは小さなことでも始めてみてほしいです!               \ みんなの障がい運営!障がいの悩みを共有したり解決し合えるコミュニティ「凸凹村」参加はこちら/  同じ障がいをもつ人と話せる安心コミュニティ「凸凹村」

【取材レポとインタビュー】埼玉県卓球バレー協会 取材レポと会長の山田幸司さんにインタビュー!

みなさんこんにちは!ワンライフの町田です。 11月9日(水)埼玉県卓球バレー協会さんの練習会にお邪魔してきました! 1つの卓球台を大人数で囲む姿は、見るだけでもワクワクしますね!   卓球バレーは障がいのある人、高齢者、子ども…誰もが一緒にできるスポーツ 卓球バレーは6:6で卓球台を囲んで椅子に座って、ピンポン球を3回以内でネットの下を通過させ相手に返すゲームです。バレーボールと卓球が組み合わさったようなスポーツです。 ピンポン球には鉛が入っていて「カラコロ」と音が鳴るので、視覚障がいがある方も一緒に卓球バレーを楽しむことができます! 写真だと伝わりづらいのですが、実際目の前で試合をみてビックリ! 球もみなさんの反応も試合の展開も早くて、気付いた時には点が入っています!! 町田も実際に体験させていただきましたが、凄い勢いで来る球になかなか反応できず、差し出している板に偶然当たって、やっと跳ね返せるという場面が多かったです。 この迫力と楽しさは体験してみないと伝わらない部分が大きいので、ぜひ! 気になりましたらお近くの卓球バレー協会にお問い合わせのうえ、参加してみてください!   卓球バレー協会にぜひお問い合わせください! 卓球バレー協会は各都道府県ごとに協会があります。とはいっても、活動人数が少なく、卓球バレー協会がない都道府県もあります。 今は卓球バレー協会がない都道府県にも、これから協会ができるよう凸凹村としても協力していきたいと思っていますので、もし卓球バレーに興味をもってくださった方は、ぜひ最寄りの卓球バレー協会にお問い合わせください。     埼玉県卓球バレー協会 代表理事の山田さんインタビュー 埼玉県卓球バレー協会 代表理事の山田さんにインタビューをさせていただきました!   Q1.埼玉県卓球バレー協会は主にどのような活動をしていますか? 埼玉県卓球バレー協会は卓球バレーのルールに基づいて、毎週水曜日13時~16時まで、春日部市中央公民館で主に練習をしております。   Q2.埼玉県卓球バレー協会の今後の課題と展望を教えてください。 コロナ禍により昨年度まで様々な事業を中止しており、今年度から各事業を開催し始めました。我々の一番の課題は、このコロナ禍で減少してしまった卓球バレーの会員を今年度から増やし、多くの方に体験してもらうということです。   Q3.今後のイベントや活動の予定はありますか? 今年度は以下の教室やイベント参加の予定があります。 県外の方でも参加できますので、皆様お誘いあわせのうえぜひご参加ください! まずは卓球バレーに触れていただき、楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。   ■埼玉県卓球バレー協会 問い合わせ先 048-752-3476(埼玉県卓球バレー協会) ■12月10日(土)10時~15時:市民のつどい     ■12月16日(土)14時~16時:障害者卓球バレー教室 ■令和6年3月10日(日)10時~15時半:卓球バレー指導者・3級審判員養成講習会 今回の写真やインタビュー動画などは、この後凸凹村内や凸凹村各SNSでも掲載予定です! 気になる方はぜひ凸凹村へご参加、フォローください! 凸凹村 凸凹村 X(Twitter) 凸凹村 Instagram 凸凹村 TikTok 取材者:町田 取材協力:埼玉県卓球バレー協会 関連リンク:日本卓球バレー協会

子どもと一緒にいるのがつらい…良好な親子関係を築くために気がつきたい「隠れ発達障がい」の可能性

子どもと一緒にいるのがつらい…良好な親子関係を築くために気がつきたい「隠れ発達障がい」の可能性 今ではよく聞く「発達障がい」。自分の子どもにも当てはまっていないか、子育てのときに意識するご家族もふえているでしょう。 けれど、意識しているはずなのに、なぜかうまくいかない。親子関係が悪くなっている気がする。もしかしたら、本人も周囲も気がつかない「隠れ発達障がい」により、お互いに生きづらさを感じているかもしれません。 隠れ発達障がいとは何か、隠れ発達障がいをもつ親が子どもにあたえる影響や、関係を良好に保つために必要なサポートをご紹介します。   「隠れ発達障がい」に気がつかず親になったら 隠れ発達障がいに気づかず、親になる人がふえています。隠れ発達障がいとは何か、隠れ発達障がいをもつ親が子どもに与える影響について見ていきましょう。   隠れ発達障がいはグレーゾーンとも呼ばれる ASD(自閉スペクトラム症)・ADHD(注意欠如・多動症)・LD(学習障がい)などの発達障がいの特徴があっても診断基準に満たない人、IQが知的障がいの基準以上・平均以下の人のことを「グレーゾーン」と呼びます。 発達障がいの人と同様に、幼少期から多動性があったり、忘れ物が多かったり、空気を読むのが苦手であったりしますが、本人が困り感をあまり感じていなかったり、周囲も問題と感じるほどではない場合、大人になるまで見過ごされてしまいます。 大人になるにつれて、仕事でミスが多くよく怒られてしまう、人間関係がうまくいかない、大事な予定を忘れてしまう、など生きづらさを感じうつ病や体調不良などの二次障がいにつながってしまうこともあります。   隠れ発達障がいをもつ親があたえる子どもへの影響 隠れ発達障がいを抱えたまま親になると、発達障がいの特性から、家の中の整理整頓ができずにゴミ屋敷のような環境になってしまったり、他者の気持ちがわかりにくく、子どもを褒めることや、子どもに共感することがむずかしくなるケースが考えられます。 また、行事などの予定を忘れてしまったり、友達が遊びに来た時に家の中が散らかっていたり、服が汚れていたりすると、子どもの人間関係にも間接的に影響を与えてしまうおそれがあります。 このようなことから、親だけでなく、子どもも生きづらさを感じてしまうことがあります。身近な親のことについて相談する相手もわからず、一人で生きづらさを抱えてしまうことも多いです。   もしかして隠れ発達障がい?と思ったら もしかして隠れ発達障がいかもしれない、と思い当たることはありましたか? 「なんだか子どもと一緒にいるとつらくなってしまう」「うまくいかないことが多い」と感じた時に必要なことや、サポートの方法、相談できる場所について見ていきましょう。   自分の得意なこと、苦手なことを理解する 発達障がいは脳機能の偏りによって起こります。偏り方はそれぞれ異なるので、得意や不得意も人それぞれです。自分が得意なことは何か、苦手なことは何かを知りましょう。 子どもとのコミュニケーションの中で困ったこと、わからなかったことや、苦手だと思ったこと。家事でどうしても作業が遅くなったり、忘れがちになったりしてしまうこと。 できないことや苦手のことばかり思い出してしまい、自分を責めてしまうかもしれません。そういったときは紙に書きだしてみるのも一つの手です。「得意な事」「苦手な事」どちらも書き出してみましょう。第三者に良いところを書いてもらうのも良いですね。自分では気がつかないことが出てくるかもしれません。 家族の中で、これは「できていること」「できていないこと」を知り、できていることは自信をもちましょう。できていないことは落ち込みすぎず、できるようになる方法や、つぎのサポートを考えましょう。   親子の生きづらさを減らすためのサポート 発達障がいかも…と不安になったときの相談先として以下の機関があります。 精神科や心療内科などの医療機関 市区町村の障がい福祉課(自治体によって課の名称が異なる場合があります) 発達障がい者支援センター 障がい者就業・生活支援センター 子どもと一緒にいるのがつらいと感じてしまう場合には、一人で抱え込まず、周囲に助けを求めることをすすめます。 また、家族で協力してできるサポートとしては、苦手なことをできるような工夫をしたり、部分的にできないことを手伝うことなどです。 例) 1日、週間、月間などのスケジュールを見えるところに書いておく 「掃除」という抽象的な家事は「掃除機をかける」「ゴミを捨てる」など具体的に伝えてできることをやってもらう など 特性といっても一人ひとり違うため、必ずこうしたらできるようになるというものはなく、わかりやすい方法を見つけることが必要です。いきなり複数のことを始めるのは混乱しやすいので、一つずつ試してみましょう。   まとめ うまくいかないことが多いために、親子がお互いに生きづらさを感じてしまうのはとても残念なことです。できることなら、子どもと良好な関係で、お互いに安心して楽しく過ごせるのが理想ですね。発達障がいの特性を理解して、特性や苦手なことを周囲に伝えて協力してもらったり、一人で抱え込まずに相談機関を利用したりしましょう。    近くの相談支援事業所や障害福祉施設をお探しの方はこちら 参考 急増中「隠れ発達障害」の親が子どもに与える影響 精神科医YouTuberが見た「生きづらい子の背景」(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース 発達障害・グレーゾーンは周囲の理解で成長!自立を目指した「スモールステップ」とは?(炭本まみ) - エキスパート - Yahoo!ニュース 大人になって気づく発達障害 ひとりで悩まず専門相談窓口に相談を! | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン  

リズムに合わせて楽しくこころも体も発達♪障がい児がリトミックをすると良いことは?

リズムに合わせて楽しくこころも体も発達♪障がい児がリトミックをすると良いことは? 保育園や幼稚園、学校、障がい者や高齢者施設など、様々な場所で取り入れられ、日本だけでなく世界でも広まっている「リトミック」。その目的や、期待できる効果、実際にどこで体験できるかについてご紹介します!   リトミックの目的とその効果 なんとなく音楽的なものというイメージを持っている方も多いと思いでしょう。リトミックは実際にどのような目的を持ってできたものなのか、その効果はどのようなものなのでしょうか。   リトミックとは音楽をつかった療育 リトミックはスイスの作曲家、音楽教師だったエミール・ジャック=ダルクローズが考案した教育法です。音楽に合わせて体を動かすことで、身体や音楽的な感覚だけでなく、集中力、想像力など、様々な発達を促すことを目的としています。 日本では大正14年に初めて小林宗作が幼稚園、学校でおこなったとされています。   リトミックの三本柱 リトミックは「リズム」「ソルフェージュ」「即興」の3つから構成されています。   「リズム」 音楽を聞いて音の強弱や高低などに合わせて体を動かすことで、聴覚や集中力、自発性、表現力などに働きかけたり、リズム感覚を身に着けるものです。 ゆっくりな音楽はゆっくり歩く、早い音楽は走る 楽しそうな音楽を聞いて自分の思う楽しい動きを表現する など    「ソルフェージュ」 ドレミの音階で歌うことで音の認知を身に着けるものです。すぐに難しい場合は「リズム」で身に着けた音楽と体の動きを合わせる感覚から練習できます。 ド・レ・ミの音の高低に合わせて、おなか・肩・頭と体の低い位置から高い位置を触ることで音階の感覚を身につけ、動きをつけなくても歌えるように練習する。   「即興」 見たものや音楽に合わせて即興で演奏したり動いたりと表現することで「リズム」「ソルフェージュ」で身に着けたことを発揮します。 人の動きに合わせて、打楽器を鳴らしたり、ピアノを弾く 動物をイメージして好きな楽器を鳴らすなど この3つの柱を元に基本的な指導法はありますが、決められたものはなく、自由な表現を引き出す、様々なリトミックが展開されています。   リトミックの期待される効果 音を聴いたり、歌ったりという音楽的な能力はもちろん、レッスンの時間の間継続して音楽を聴くには集中力も必要です。また、音楽に合わせて色々な動きをするための筋肉の発達や、動きをイメージしたり表現するための想像力の向上も期待できます。 幼児期・児童期は、感情を表現すること、コントロールすることで情緒の安定につながります。集団でレッスンを受けることで、他の子の表現を感じること、集団でのルールを身に着けることで、社会性の発達を促すとされています。 発達には個人差があるように、効果にも個人差があります。すぐに効果が現れる子もいれば、少しずつゆっくりと現れてくる子もいます。焦らず、まずは音楽に親しみをもって、表現することを楽しむことが大切です。   子どもにリトミックを体験させてみたい!と思ったら こどもが歌やダンスが好き!リトミックに興味がある!という方は、以下の場所で体験することができます。また、リトミックを実際に体験する際に気をつけたいことをご説明します。   リトミックはどこで体験できる? 〇福祉サービスを受けられる受給者証をお持ちの方 「児童発達支援」や「放課後等デイサービス」などの療育機関でリトミックを活動に取り入れている所があります。見学や体験が可能なところも多いです。 また、満3歳になって初めての4月1日から小学校入学までは、幼稚園・保育園と同じく基本的な利用料は無料です。(事業所によって、教材費やおやつ代などがかかる場合があります)お近くの児童発達支援事業所、放課後等デイサービスを調べてみましょう。    近くの児童発達支援事業所・放課後等デイサービスをお探しの方はこちら   〇福祉サービスを受けられる受給者証をお持ちでない方 リトミックのレッスンがある音楽教室では月謝はかかりますが、定期的に通うことができます。 子育て支援センターなど、地域でおこなっている教室やイベントもあります。 親子で通園できる児童発達支援事業所や、親子でレッスンをおこなっている音楽教室・イベントでは、一緒に楽しみながらお子さんの成長を見られる良い機会にもなるでしょう。   リトミックで気をつけたいこと 様々な面で発達を促す効果が期待されるリトミックですが、気をつけたいこともあります。それは、こどもが興味を持っているかどうか、楽しむことができているかどうかです。 興味があること、好きなことだと、子どもも集中しやすく、発達も期待できます。しかし好きではないことだと、集中が続かず、頑張ってやらなくてはいけない事になってしまうため、嫌いになったり苦手意識が生まれてしまうおそれがあります。 楽しいことや好きなことを通して、心も体も成長していけたらこどもにとっても嬉しいですよね。   まとめ リトミックは音楽感覚や運動機能だけでなく、集中力・想像力・社会性など様々な面で発達を促す効果が期待されています。ダンスや歌が好きな子はもちろん、興味があまりなさそうな子も、体験してみると楽しい!と思うかもしれません。まずは体験してみてはいかがでしょうか。 参考 https://www.tatsuki.org/DoshishaThesis3/thesis/2005/05_ueda.pdf リトミックの特徴とその理念についての一考察 ―リズム・ソルフェージュ・即興― 二見 美千代  

子どもの不器用さが気になる。不器用なだけではない「発達性協調運動障がい」とは

子どもの不器用さが気になる。不器用なだけではない「発達性協調運動障がい」とは よく転ぶ、ダンスや運動が苦手、ボタンかけがむずかしい、字をうまく書けない。不器用なだけだと、見落とされがちな「発達性協調運動障がい」。お子さんの様子を見ていて、気になることはありませんか?「発達性協調運動障がい」とは何か、どのような支援が必要かについてまとめました。   不器用さを理解するために「発達性協調運動障がい」を知ろう 「発達性協調運動障がい」はDevelopmental Coordination Disorderの略で「DCD」とも呼ばれます。DCDとはどのようなものか、定義やDCDの子の困り感について見ていきましょう。   「発達性協調運動障がい」とは? 「発達性協調運動障がい」(DCD)とは、脳機能の発達に偏りがあるために、日常生活に必要な動作や運動がむずかしくなる障がいです。 最新の精神疾患の国際的な診断基準「DSM-5-TR」によると、DCDの発生頻度は子どもの約5~8%。ADHD(注意欠如・多動性障がい)の発生頻度、約7.2%と同じぐらいです。さらにASD(自閉症スペクトラム障がい)の約1~2%よりも高く、決して珍しくはない、発達障がいのひとつです。 また、発達性協調運動障がいは、自閉スペクトラム症や注意欠如・多動症など、ほかの発達障がいと重複することも多いとされています。   発達性協調運動障がいの「協調」とは? 「協調」とは、 視知覚 触覚 固有覚(自分の体がどこにあるかなどを認識する感覚) など、さまざまな感覚を、身体の動く速さや強さ、タイミング、正確さ、姿勢やバランスなどと微調整する脳の機能です。 ボールをキャッチするときが良い例です。ボールをキャッチするためにはボールを追う「目の運動」、ボールをキャッチできる位置に体を動かす「足の運動」、ボールを受けるための「腕や手の運動」と、複数の運動を同時にスムーズにおこなう必要があります。 何も考えずにできそうですが、ピアノを弾くときに左右の手で違う動きをするのは、人によってむずかしく感じますよね。   発達性協調運動障がいから起こる生きづらさ 不器用な子、運動が苦手な子という印象だけではありません。そう見られることで、運動面の問題だけでなく、同世代の子どもとの遊びについていけない、馬鹿にされてしまうといった社会的な困難も生まれます。 また、「なぜ私はいつもみんなみたいにできないんだろう」と自己肯定感の低下にもつながり、結果的に不登校などに発展するかもしれません。 大人になると、日常生活で体を大きく動かすことは少なくなりますが、ひげ剃りや化粧、料理や家事など、細かい協調運動が必要になります。作業ができないことによる生きづらさが続くと、うつ病・不安障がいなど精神障がいなどの二次障がいに繋がる可能性もあります。     「発達性協調運動障がい」の子への支援は? 不器用さを少しずつ緩和するためには早期発見、乳幼児期からの支援が効果的だと言われています。不器用な子どもへの支援は、どのようなものが必要でしょうか。   乳幼児期で気づいて二次障がいを予防する 発達性協調運動障がいの兆候は、早くに現れます。お子さんは、まわりより歩き始めや発語の遅れなどが目立っていませんでしたでしょうか。 小脳の発達が急成長する幼児期こそ、支援の効果があらわれやすいといわれています。この時期に苦手な運動をある程度できるようにしておくと、二次障がいを予防できる可能性が高まります。   スモールステップで自信を育てる 簡単にできそうなことができないと、「なんでそんなこともできないの」と周囲に言われてしまうかもしれません。努力してもできないことが多いと、苦手意識は大きくなるばかりです。 体を動かすことが好きな子は多いです。好きなことなのに苦手意識を持つようになってしまう前に、必要な支援を受けて好きなことを伸ばしてあげたいですね。 ただ、定型発達の子のように、お手本を見て真似したり理解したりすることは困難です。具体的に基本的なことから少しずつ「スモールステップ」で、成功体験を積み重ね、自信を育てていくことが大切です。   医療機関や療育機関で支援を受ける 不器用さや運動の苦手さが気になる場合は、乳幼児健診や地域の子育て支援センター、保健センターなどで相談ができますのでお問い合わせください。必要に応じて医療機関や療育機関の紹介をしてもらえることもあります。具体的な支援は、理学療法(PT)と作業療法(OT)があります。 療育センターや、作業療法士または理学療法士がいる小児専門の医療機関で、PTやOTを受けられます。受けられる回数や内容は、それぞれの医療機関によって異なります。 児童発達支援センターや民間の児童発達支援事業所、放課後等デイサービスでも、PTやOTを受けられる施設があります。また作業療法士、理学療法士がいない児童発達支援事業所でも、「粗大運動」や「微細運動」として、遊びの中で動作の練習をしているところもあります。一度見学をしてみると良いでしょう。     まとめ 「発達性協調運動障がい」は思った通りに身体をコントロールすることがむずかしい発達障がいの一つです。まずは本人の努力を認めて、少しでもできたら褒めてあげる。できなかったことは具体的にできる方法を一緒に考えてあげるなど、寄り添うことも大切です。苦手な動作をへらしてあげたい場合は、早期の支援が重要になるので、早めのうちにご相談から始めてみてはいかがでしょうか。    近くの障害福祉サービスをお探しの方はこちら   参考発達性協調運動障害(DCD) 見えているのに理解されにくい発達障害(1)“不器用”なのには理由がある - 記事 | NHK ハートネット発達性協調運動障害(DCD) 見えているのに理解されにくい発達障害 (2)支援のあり方 - 記事 | NHK ハートネット令和 4 年度障害者総合福祉推進事業 「協調運動の障害の早期の発見と適切な支援の普及のための調査」 松山 郁夫(2022)「発達性協調運動症のある幼児児童に対する捉え方と介入」九州生活福祉支援研究会研究論文集第 15 巻第 2 号
  • 寄稿

【参加レポとインタビュー】第4回「みんなのバリアフリー運動会」!伊勢崎西部スポーツクラブ理事長、平林知巳さんにインタビュー!

みなさんこんにちは!ワンライフの町田です。10月22日(日)NPO法人伊勢崎西部スポーツクラブさんが主催の「みんなのバリアフリー運動会」にお邪魔してきました! 今回が第4回目の「みんなのバリアフリー運動会」は誰が何を担当するということを決めずに開催されます。そこには「誰かが困っていることに気づいて自ら動けるきっかけづくりにしてほしい」という気持ちが込められています。 「みんなのバリアフリー運動会」参加レポ! ボランティアの学生もたくさん参加しており、当日は100人以上の人でにぎわっていました! 障がい物競争では、車椅子に乗って、マットレスを乗り越えるのですが多くの方がかなり苦戦していました…。 こんな小さな段差でも、車いすで乗り越えることはむずかしいです。 今回の体験会は、遊びを通して知ることができる、とても良い機会になっていると思いました。 道具の準備やお手伝いも、みんなが率先して動き、運動会が進行していて感動しました。 初めましての人とも、準備の協力や競技を通して自然と会話が生まれ、みなさん運動会をとっても楽しんでいましたよ!     伊勢崎西部スポーツクラブ理事長、平林知巳さんにインタビュー! お話を伺ったのは、群馬県伊勢崎市の西部地区で活動する「伊勢崎西部スポーツクラブ」の代表、平林知巳さんです。2009年に総合型地域スポーツクラブ「伊勢崎西部スポーツクラブ」を設立し、12年にNPO法人化。「もっと気軽に Enjoy Sports!」をテーマに、多種目・他世代で、スポーツを通して地域の関わりを深めています。   Q1.伊勢崎西部スポーツクラブは主にどのような活動をしていますか? 主な種目はランニング、カヌー、ノルディックウォーキングの活動をしています。子ども向けには、かけっこ塾とタッチラグビーもやっています。公共施設を使った活動には筋トレやストレッチもあります。 スポーツが街に点在しスポーツがたくさん見えることで、みんなが元気に過ごせる街を目標にしているため、地域の公園や、サイクリングロード、川、公共施設で活動させていただいています。   Q2.伊勢崎西部スポーツクラブの今後の課題と展望を教えてください。 施設を所有しておらず、屋外での活動が多いため、天候の課題は切っても切れない課題です。またNPO法事のため、運営する側のスタッフはもちろん、こういったイベントや活動にもより多くの方に参加していただきたいと思っています!   Q3.今後のイベントや活動の予定はありますか? 今週金曜日が締め切りですが、11月19日(日)にさくらやまトレイルが行われます。初心者でも気軽に参加でき、冬桜と紅葉を同時に楽しめる大変人気のイベントです。残り枠が十数名ですので、気になる方は早めにチェックしてください! 12月17日(日)には三時間走(徒歩も可)があります。(前年の様子はこちら) さらに今年度ボッチャ俱楽部も新しく発足しました! 初回は11月12日(日)、2回目は12月24日(日)と毎月1回の開催を予定しています。伊勢崎市外の方でも参加できますので、気になる方はぜひお問い合わせください。   体験会レポの写真や動画は凸凹村で掲載予定です! さて、いかがでしたでしょうか?今回の運動会の様子や写真、インタビュー動画などは、このあと、凸凹村でも掲載予定です!気になる方はぜひ凸凹村へご参加ください! 取材:町田 取材ご協力:NPO法人伊勢崎西部スポーツクラブ様 NPO法人伊勢崎西部スポーツクラブ DET群馬 社会福祉法人伊勢崎社会福祉協議会   \ みんなの障がいが運営!障がいの悩みを共有したり解決し合えるコミュニティ「凸凹村」参加はこちら/  ※参加できるのは、「障がいをお持ちの方のみ」です。※  同じ障がいをもつ人と話せる安心コミュニティ「凸凹村」   凸凹村の公式SNSは、障がいをお持ちではない方もフォローいただけます!今回のような体験会レポや、障がいの方に役立つ情報をお届けしています。 ぜひチェックしてみてください! twitter:https://twitter.com/dekobokomuraInstagram:https://www.instagram.com/dekobokomura/Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100092550507752TikTok:https://www.tiktok.com/@dekobokomura

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