障がい福祉サービス一覧
就労継続支援B型
就労継続支援B型は、一般企業への就職が不可能な障害を持つ人や難病を抱えている人が、利用料金を払って、工賃(時給約200~250円)を受け取りながら自分の状態やペースで働ける場を提供する支援制度です。 就労継続支援A型と違うのは、雇用契約を結ばないので、雇用に基づく保険には入れません。労継続支援A型と違って最低賃金を下回るケースが多いものの、 障害の状態や病気の状態などに合わせて自由な働き方ができるため、障害や病気があっても作業をしながら日々の意欲を高めることや、社会参加の機会も得ることもできます。
就労継続支援事業所で、利用料金を払って、働く上で必要な知識やスキルを習得するなどの支援を受けながら、雇用契約を結んで働きます。
この支援制度を利用したいと思ったら、まず市区町村の障害福祉窓口に相談し、受給者証の手続きと一緒に、事業所選びの情報収集をしましょう。「半日なら毎日通える」「1日3時間ずつ働きたい」「通院など半日または1日休まないといけない日がある」など、体力面やメンタル面、通院や他の予定との都合などに合わせて通所できるのが就労継続支援B型です。勤務時間や勤務日数など利用者の都合に合わせてもらえるかは事業所によっても異なりますので、事前に確認しましょう。
就労継続支援B型の主な仕事内容
手工芸
ふきんやティッシュケース、バッグやキーホルダーなどの製作。裁縫や刺しゅう
部品加工
工場で生産する部品のチェックや簡単な加工作業
商品加工
シール貼りや箱の組み立てなど
封入作業
パンフレットやタオルなどの商品を数えて封筒への封入や、食品などを袋詰め
調理・製菓
パンやクッキー、ジャムなどを調理して瓶詰め、袋詰め
給仕スタッフ
施設の喫茶店でドリンクや軽食作り。お皿やコップの片付け
パソコン作業
簡単な入力作業。
農作業
野菜や果物の栽培
清掃作業
除草作業や剪定作業など
リハビリや病気の症状が改善した場合や、雇用契約を結んで働くことが可能になった場合は、就労移行支援制度を利用し、一般企業への就職を目指すことも可能です。