障がい福祉サービス一覧
就労継続支援A型
就労継続支援A型は、現時点では一般企業に就職することが難しい身体障害、知的障害、発達障害を含む精神障害を持つ人や難病を患っている人たちに働き場所を提供するために設けられた支援制度です。
就職経験があって現在は理由があって働いていない人、就労移行支援制度を利用したものの就職がうまくいかなかった人、 特別支援学校などを卒業後に就職活動をしたが就職までむすびつかなかった人もこの支援制度を利用できます。
就労継続支援事業所で、利用料金を払って、働く上で必要な知識やスキルを習得するなどの支援を受けながら、雇用契約を結んで働きます。
就労継続支援B型とは違い、雇用契約があり、各都道府県の最低賃金以上の時給が保障され、雇用に基づく保険にも入れます。
就労継続支援A型を利用したいと思ったら、まず主治医に相談の上、事業所の情報入手から始めましょう。事業所の情報は、市区町村の障害福祉窓口やハローワークの障害者雇用担当窓口などにあります。
求人への応募は、ハローワークを通して書類送付や面接の日程を決めるほか、直接事業所に連絡する方法があります。 就労継続支援事業所での勤務は、一般企業での勤務の内容とそれほど変わりませんが、障害や難病を抱えているため、労働時間を短く設定できるという利点があります。
就労継続支援事業所で働ける主な仕事内容
給仕スタッフ
施設のカフェや喫茶店、レストランで、ドリンクや軽食をお客様に給仕。
調理・製菓
パンやクッキー、ジャムなどを調理。瓶詰めや袋詰めの作業
パソコン作業
データ入力やWEB作業などPCを使った事務処理
商品加工
商品へのシール貼りや箱の組み立てなど
部品加工
工場で生産する部品のチェックや簡単な加工作業
封入作業
パンフレットやタオルなどの商品を数えて封筒に入れる作業や、食品などの袋詰め作業
農作業
畑で野菜や果物を栽培
清掃作業
ビルや公園の清掃、除草や剪定など
就労継続支援A型を利用し、一般企業で働くスキルや力を身につけたら、今度は、就労移行支援制度を利用し、一般企業への就職も目指すことになります。