障がい福祉サービス一覧

生活介護

地域や入所施設などで常に介護を必要とする人に、昼間に、入浴や排泄、食事の介護などを行ったり、創作活動や生産活動の機会を提供したりするサービスです。

生活介護を利用するには

この事業を利用する際には、お住いの市区町村に申請し、障害支援区分の認定を受けます。障害支援区分の認定が下りたら、指定特定相談支援事業者が作成した「サービス等利用計画案」(セルフプランとして申請者が作成すること可能)を市区町村に提出。その後、支給が決定され、生活介護のサービスを受けることができます。


生活介護サービスを受けられるのは、49歳以下なら障害支援区分で区分3以上、50歳以上なら区分2以上。 ただし、障害支援区分が必要区分以下の場合でも、生活介護と施設入所を併用すれば、サービスを利用できることもあります。その場合は、指定特定相談支援事業者が作成した「サービス等利用計画案」を基に、市区町村からの認定が必要性になります。


受けられるサービス

生活介護施設(障害者支援施設)などで受けられるサービスは下記の通りです。

  1. 入浴、排せつ、食事等の介助
  2. 調理、洗濯、掃除等の家事
  3. 生活等に関する相談、助言
  4. その他日常生活上の支援
  5. 創作的活動、生産活動の機会の提供
  6. 身体機能や生活能力の向上のために必要な援助

生活介護で行われる生産活動とは、自立支援の一環として行われる作業のことです。例えば、チラシ折りや袋詰め作業、パンやお菓子などの調理、清掃作業や自転車撤去、水産物の養殖など障害のレベルに応じたさまざまな作業があります。 多くの施設では工賃が支払われるので、金額についても確認しておきましょう。


施設が提供する生活介護は、施設の規模や方向性によって内容に違いがあります。デイサービス系の場合は9:00〜16:00が一般的なサービス提供時間です。


一日の流れ

8:30

自宅から施設へ送迎

9:00

サービス開始、
バイタルチェック

10:00

生産活動開始

11:30

昼食・昼休み

13:30

生産活動、クラブ活動、
スポーツ、入浴など

14:30

休憩

14:45

生産活動、クラブ活動、
スポーツ、入浴など

15:15

片付け

15:30

自宅まで送迎

入所施設の場合は一般の家庭のようなサイクルで過ごしながら、必要な援助を受けることになります。


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