2024.02.05

障がい者専用のテレワーク施設 支援員が在中し体調管理などをサポート!障がい者テレワークが地方と都市をつなぐ

就職活動の手助けも可能!

福岡県北九州市に、障がい者のテレワークと就職の機会を増やすためのオフィスが開設されました。

障がい者専用のテレワークオフィス「Beyond Office Kokura(ビヨンド・オフィス・コクラ)」は、支援員が常駐しているため体調管理のサポートをする他に、就職を希望する障がい者と企業の仲介も行うとのこと。将来的に自宅でのテレワークや、就職先の現場で働くことを目的とした施設となっています。

 

「障がい者の皆さんが経済的に安定した生活を」

福岡県・服部誠太郎知事は「障がい者の皆さんが生きがいを持ち、経済的にも安定した生活を送ってほしい。そして輝いて生活をしていただきたい。」と話します。

障がい者の求人は都市部に集中していることから、地方にお住いの就業希望者と都市部の企業をテレワークによる在宅雇用でマッチングすることへの期待が高まっています。

 

テレワークの分類

テレワークにも種類があるため、どの勤務形式になるのかチェックが必要です。

①在宅勤務:自宅で業務を行う

通勤を要しないことから、事業場での勤務の場合通勤に要する時間を有効に活用できます。また、短時間勤務等と組み合わせて勤務することが可能となるので、仕事と家庭生活の両立がしやすい勤務形態です。

②サテライトオフィス勤務:メインのオフィス以外に設けられたオフィスを利用する

自宅の近くや通勤途中の場所等に設けられたサテライトオフィスでの勤務は、通勤時間を短縮しつつ、在宅勤務やモバイル勤務以上に作業環境の整った場所で就労可能な勤務形態です。

③モバイル勤務:ノートパソコンや携帯電話を使用して、様々な場所で業務を行う

労働者が自由に働く場所を選択できる、外勤における移動時間を利用できる等、働く場所を柔軟に運用することで、業務の効率化を図ることが可能な勤務形態です。

自宅でテレワークを行う時の留意点

自宅でお仕事をする際に気を付けなければならないことがあります。それは、作業を行いやすい環境であるかという点です。

・座りやすく安定感のある椅子

・体格に合った高さ、または調節ができる机

・室温が17℃~28℃で湿度が40%~70%と快適な空間

ほかにもモニターが適切な明るさであることや、部屋の明るさが十分かなどのポイントがあるため、これからテレワークを始めようと考えていらっしゃる方は、ぜひ作業しやすい環境づくりの参考にしてみてください。

まとめ

障がいのある方が能力を発揮できるようなテレワークや、柔軟な働き方ができるようになる動きが増えていってほしいと思います。

また、自宅等でお仕事する際は快適な環境であるかどうかも大切なポイントなので、作業スペースを整えることも重要ですね。

求職中の方は、お住まいの地域でテレワークが可能な企業を探してみてください。

 

参考

障害者“専用”のテレワーク施設が登場、体調管理などをサポートする支援員が常駐 | TBS NEWS DIG  

 

都市部と地方をつなぐ 障がい者テレワーク事例集 厚生労働省

https://telework.mhlw.go.jp/info/pdf/000617771.pdf

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