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みんなの障がいニュースは、最新の障がいに関する話題や時事ニュースを、
コラム形式でわかりやすくお届けします。

  • 仕事

“働ける・働けない”だけで人の価値は決まらない

「働いていない自分には価値がない気がする」「社会の役に立てていない」「みんな普通に働いているのに、自分だけ…」 そんなふうに感じてしまうことはありませんか? 特に障がいがある人や生きづらさを抱えている人の中には、“働けるかどうか”を基準に、自分の価値を考えてしまう人が少なくありません。 社会にはまだ 「働いている人=立派」「働けない人=ダメ」 という空気が残っています。 でも、本当に人の価値は「働けるかどうか」だけで決まるのでしょうか。 この記事では ・「働くこと」と「人の価値」の違い・社会参加のいろいろな形・自分らしく生きる考え方 について、前向きな視点でお話ししていきます。 「働けない=価値がない」と感じてしまう理由 社会は“働ける人”を中心に作られている 私たちは子どもの頃から 「大人になったら働く」「仕事をして自立する」 という価値観の中で育つことが多いです。 そのため、働けなくなると 「自分は社会から外れてしまった」「役に立てていない」 と感じやすくなります。 特に障がいがある人は ・体調が安定しない・長時間働けない・人間関係で疲れやすい など、一般的な働き方に合わせることが難しい場合があります。 でもそれは、“価値がない”ということではありません。 「普通にできない」が自己否定につながる 周囲を見ていると ・毎日働いている人・家庭を支えている人・バリバリ活動している人 が目に入ります。 すると 「自分は何もできていない」「みんな普通にできているのに」 と、自分を責めてしまうことがあります。 でも実際には、人それぞれ見えない苦労があります。そして、“できること”も、“限界”も、人によって違います。 「生きているだけで疲れる」人もいる 障がいや精神的不調がある人の中には ・朝起きるだけで精一杯・外出するだけで消耗する・人と話すだけで疲れる という人もいます。 そうした状態の中で生きること自体、実はとてもエネルギーを使っています。 だからこそ「働けていない」だけで、自分を否定する必要はありません。 「社会参加」は働くことだけじゃない 社会とのつながり方は一つじゃない 社会参加というと「仕事」をイメージする人が多いかもしれません。 でも、本来の社会参加はもっと広いものです。 例えば ・誰かと話す・SNSで発信する・地域の活動に参加する・好きなことを表現する これも立派な社会との関わりです。 人とのつながりがある。誰かに影響を与えている。 それだけでも、社会の一部として生きていると言えます。 「小さな役割」に意味がある 社会の中には“目立たない役割”もたくさんあります。 誰かの話を聞く。場の空気を和らげる。優しい言葉をかける。 そうしたことはお金にはならなくても、人を支えていることがあります。 実際、人は「役に立つ」だけではなく“存在していること”そのものに意味があります。 「今できる形」で関わればいい 体調や障がいの状態によっては、フルタイムで働くことが難しい人もいます。 でも ・短時間だけ活動する・家でできることをする・無理のない範囲で関わる そんな形でも十分です。 社会参加は“頑張り大会”ではありません。「自分に合う形」を見つけることが大切です。 「働く」がすべてではない時代へ 多様な働き方が増えている 最近は ・在宅ワーク・短時間勤務・フリーランス・福祉的就労 など、働き方も少しずつ多様になってきています。 以前より「みんな同じ働き方をする時代」ではなくなってきています。これは、障がいがある人にとっても大きな変化です。 「できること」を活かせばいい 苦手をなくすことより、“できることを活かす”方が、長く続きやすいことがあります。 例えば ・文章を書くのが好き・人の話を聞くのが得意・細かい作業に集中できる そんな力も、ちゃんと価値になります。全部できなくても大丈夫です。 「働く=偉い」だけでは苦しくなる もちろん働くこと自体は素晴らしいことです。 でも「働いていない人には価値がない」という考え方になると、多くの人が苦しくなります。 病気になる人。介護をする人。子育て中の人。障がいがある人。 人はずっと同じ状態では生きられません。だからこそ、“働けるかどうか”だけで人を判断しない社会が必要なのです。 自分らしい社会参加を見つける 「できないこと」より「心地よさ」を大切に 頑張りすぎる人ほど、「もっとできるようにならなきゃ」と考えがちです。 でも、本当に大切なのは“無理なく続けられること”かもしれません。 自分に合わない場所で無理を続けるより、安心できる場所で少し関わる方が、ずっと健康的なこともあります。 誰かと比べるより「昨日の自分」 SNSや周囲を見ていると、どうしても比較してしまいます。でも、人にはそれぞれ事情があります。 大切なのは 「昨日の自分より少しラクだったか」「少し前より安心できているか」 という視点です。 他人のペースではなく、自分のペースで進めばいいのです。 あなたの存在にも意味がある 人は「何かできるから価値がある」のではありません。 うまく働けなくても。休んでいる時期があっても。人よりゆっくりでも。 その人の存在には意味があります。 あなたがいることで安心する人もいる。あなたの言葉に救われる人もいる。 価値は、数字や働き方だけでは測れません。 まとめ:“自分らしい生き方”でいい 社会にはまだ「働いている人が偉い」という空気があります。 でも、本当の意味で大切なのは“その人が無理なく、自分らしく生きられているか”ではないでしょうか。 働ける日もあれば、働けない日もある。たくさん活動できる時期もあれば、休む時期もある。 それでも、人の価値は変わりません。 社会参加の形は、一つじゃない。 あなたなりの関わり方。あなたなりのペース。あなたなりの生き方。 それで十分です。 “働ける・働けない”だけでは測れない価値が、あなたにもちゃんとあります。
  • 募金プロジェクト

【活動報告】第41回 募金プロジェクト

高崎駅西口にて募金活動を行いました! 多くの人との出会いと、新しい挑戦の一日 本日、高崎駅西口にて募金活動を実施しました。 今回の参加メンバーは、凸凹村スタッフ2名そして、ボランティアの皆さん5名にご参加いただきました。 ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!   当日は土曜日ということもあり、高崎駅周辺には多くの人が行き交っていました。 さらに、比較的過ごしやすい気候だったこともあり、たくさんの方にパンフレットをお渡しすることができました。   募金活動では募金そのものはもちろんですが、まずは活動を知っていただくことも大切な目的のひとつです。   足を止めて話を聞いてくださる方。パンフレットを受け取ってくださる方。頑張ってくださいと声をかけてくださる方。   さまざまな形で関心を寄せていただけたことを嬉しく感じました。   今回の活動を通じて改めて感じたのは、場所によって人の流れや反応が大きく異なるということです。一方で、募金活動は単純に人通りの多さだけで結果が決まるものではなく、その場の雰囲気やタイミング、活動内容への関心など、さまざまな要素が重なっていることも実感しました。   だからこそ、一人ひとりとの出会いがより貴重に感じられます。   また今回は、新しい試みとしてライブ配信も行いました!   画面越しに活動を知っていただいたり、コメントをいただいたりと、現地だけでなくオンラインでも交流が生まれたことは大きな収穫です。   募金活動というと、その場にいる人だけのものと思われがちですが、こうした配信を通じて遠方の方にも活動を届けられる可能性を感じました。   現地で応援してくださった皆さま。ライブ配信を見てくださった皆さま。そして活動を支えてくださったボランティアの皆さま。 たくさんの方々のおかげで、今回も無事に活動を終えることができました。募金活動は、一日で大きく何かが変わるものではないかもしれません。   それでも、一人に知ってもらうこと。一人に興味を持ってもらうこと。その積み重ねが未来につながっていくのだと思います。   これからも地道に活動を続けながら、多くの方に想いを届けていきたいと思います。 今後とも応援よろしくお願いいたします!
  • 募金プロジェクト

【活動報告】第40回 募金プロジェクト

スマーク伊勢崎にて募金活動を行いました!     5月27日(水)スマーク伊勢崎にて募金活動を行いました。   ボランティアの皆さんが午前2名、午後3名参加してくださいました。   本当にありがとうございました!   平日ということもあり、全体的にお客さんの出入りは少なめ。   特に午後は、暑さの影響もあったのか人通りがかなり落ち着いていました。   そのため、正直なところ「今日はなかなか厳しいかな…」と感じる時間帯もありました。   ですが、そんな中でもとても心に残る出来事がたくさんありました。   「応援しています」「活動が広がってほしい」   そんなお声がけをいただきとても励まされました。   また、車いすを利用されている方から「頑張ってください」と声をかけていただく場面もありました。   募金活動をしていると「支援する側・される側」ではなく“みんなで支え合っている”という感覚になることがあります。   暑さや人の少なさで大変な部分もありましたが、だからこそ、一つひとつの言葉や募金の重みを感じる、濃い1日になりました。   改めて、ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!   これからも、一人でも多くの方に活動を知っていただけるよう、地道に続けていきたいと思います。   募金プロジェクト・参加方法はこちら!   凸凹村 みんなで募金プロジェクトページ  
  • 交流会

第9回 凸凹村交流会レポート

「伝え方」と「受け取り方」をみんなで考えた時間 今回の凸凹村交流会は、いつもの雑談中心の交流会とは少し違う時間になりました。 最近の出来事をきっかけに、「どうすれば、もっと安心して参加できる場所になるのか」を、みんなで一緒に考える交流会となりました。 「正しさ」よりも「安心できる場所」を目指したい 凸凹村には発達障害、精神障害、身体障害など、さまざまな背景を持つ方が参加しています。 特性も、考え方も、感じ方も、本当に人それぞれです。 だからこそ、「自分にとって普通」が相手にとっては苦しかったり、逆に「悪気なく言った言葉」が誰かを傷つけてしまうこともあります。 今回の交流会ではそういった“すれ違い”について、参加者みんなで話し合いました。 その中で改めて感じたのは、「相手を変えようとする」のではなく、まずは“自分の伝え方”や“受け取り方”を少し工夫してみることの大切さでした。 「こうあるべき」ではなく「私はこう感じた」 今回の交流会では凸凹村のガイドラインについても共有しました。 特に大切にしたいと話したのは 命令口調になりすぎない 否定から入らない 相手を決めつけない “主語を自分”にする ということです。 例えば、 「それは間違ってる」ではなく 「私はこう感じました」 という伝え方に変えるだけでも相手の受け取りやすさは大きく変わります。 また、「受け取る側も柔軟に考えることが大事」という意見もありました。 文章だけではどうしても冷たく見えてしまったり、強く感じてしまうことがあります。 だからこそ 「この人は攻撃したいわけじゃないのかもしれない」 と、受け取る側が一度立ち止まって考えることも、安心できる空気づくりにつながるのだと思います。 参加者それぞれの話がとても印象的でした 交流会では自己紹介の時間もありました。 長年アーチェリーを続け、全国大会にも参加されている方。 統合失調症を抱えながら、スポーツ観戦を楽しんでいる方。 車椅子生活の中で、車椅子ユーザー向けアプリを開発しているエンジニアの方。 ADHDの特性と向き合いながら、日々工夫して生活している方。 それぞれが「できないこと」だけではなく、「好きなこと」や「挑戦していること」を話してくださったのがとても印象的でした。 障害の話だけではなく「こんなことが好き」「こんな活動をしている」という話が自然に出てくる時間は、凸凹村らしい空気だなと改めて感じました。 “困った時に相談できる場所”でありたい 今回の交流会では「トラブルが起きた時は、公開の場でぶつかり合うのではなく、まず運営に相談してほしい」という話も共有しました。 SNSではどうしても感情的になってしまうことがあります。 ですが、公開の場で言い合いになると、当事者だけではなく、周りの人まで苦しくなってしまうことがあります。 だからこそ、困った時には運営に相談しながら、できるだけ安心して解決できる形を目指したいと思っています。 もちろん完璧なコミュニティはありません。 それでも「失敗しても話し合える」「お互いに少しずつ学んでいける」そんな場所にできると思っています。 最後に 今回の交流会は単なる「ルール説明会」ではありません。 参加者みんなで どうすれば安心できるか どうすれば伝わりやすいか どうすれば優しい空気になるか を、一緒に考えられた時間だったと思います。 障害や特性があると、人間関係で傷ついた経験を持つ方も少なくありません。 だからこそ凸凹村は「正しさを競う場所」ではなく、“安心して関われる場所”を目指していきたいと思っています。 参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました! そして、参加できなかった皆さんにも今回の交流会の雰囲気や想いが少しでも伝わっていたら嬉しいです。 凸凹村交流会の開催についてはこちらのアカウントで随時情報を発信しています。 凸凹村公式Facebook運営サポート町田のFacebook

「人に頼るのが苦手…」を少しラクにする考え方

「迷惑をかけたくない」「自分でなんとかしなきゃ」「頼ったら甘えだと思われそう」 そんなふうに感じて、人に頼ることが苦手になっていませんか? 障がいがある人の中には、幼い頃から 「頑張らないといけない」「普通にできないとダメ」 と思いながら生きてきた人も少なくありません。 その結果、“助けを求めること”に強い苦手意識を持つことがあります。 でも、本来人は一人だけで生きるようにはできていません。 この記事では ・なぜ人に頼るのが苦手になるのか・支援を受けることへの罪悪感・少しラクに生きるための考え方 について、前向きな視点でお話ししていきます。 「人に頼れない人」は優しい人が多い 「迷惑をかけたくない」が強すぎる 人に頼るのが苦手な人は、実は「人を大切にしたい気持ち」が強いことがあります。 例えば ・相手の負担を考えすぎる・断られるのが怖い・申し訳なさを感じる こうした気持ちが強いと「自分で頑張ろう」と無理をしてしまいます。 特に障がいがある人は 「これ以上迷惑をかけたくない」「ちゃんとしなきゃ」 という思いを抱えやすく、限界まで頑張ってしまうことがあります。 「助けてもらう側」に慣れていない 意外かもしれませんが、人に頼れない人ほど“助ける側”になりやすい傾向があります。 周囲を気にしたり、空気を読んだり、無理して合わせたり。 そのため、「助けてもらう感覚」が分からなくなっていることがあります。 でも、人間関係は本来、一方通行ではありません。 助けることもあれば、助けられることもある。それが自然な関係です。 「頑張り続けるクセ」がついている 障がいがある人の中には、 「普通に見られたい」「ちゃんとしていると思われたい」 という気持ちから無理を重ねてきた人もいます。 学校、仕事、人間関係。 周囲に合わせようとしてずっと頑張ってきた。 だからこそ、「助けて」と言うことに強い抵抗を感じてしまうのです。 支援を受けるのは悪いことじゃない 人はそもそも支え合って生きている 実は“誰にも頼らずに生きている人”なんてほとんどいません。 ・誰かが作ったものを使う・誰かに教えてもらう・誰かに助けてもらう そんなことの積み重ねで社会は成り立っています。 つまり「支援を受ける」のは特別なことではなく、人間として自然なことです。 「支援=弱い人」ではない 支援という言葉に対して 「できない人が受けるもの」「弱い人のもの」 というイメージを持ってしまう人もいます。 でも実際は“自分に必要なサポートを知っている”ということでもあります。 例えば ・メガネをかける・杖を使う・スマホの地図を見る これも全部“生きやすくするための支援”です。 障がい福祉の支援も本質的には同じです。 「一人で頑張る」が正解ではない 日本では特に 「自立=一人で全部できること」 のように考えられやすい部分があります。 でも本当の自立は“必要な助けを使いながら生活できること”とも言えます。 全部を一人で抱えることではありません。 むしろ、無理を続けて壊れてしまう方が苦しくなることもあります。 「頼る」が少しラクになる考え方 小さく頼る練習をしてみる いきなり大きく頼ろうとするとハードルが高く感じます。 そんなときは ・ちょっと相談する・分からないことを聞く・少しだけお願いする くらいから始めても大丈夫です。 「頼る」は、慣れていないと難しいものです。 だからこそ“練習”していく感覚でもいいのです。 「迷惑」ではなく「役割」かもしれない 頼ることに罪悪感がある人は 「相手に悪い」「迷惑をかけている」 と思いやすいです。 でも、支援職や周囲の人は“助けたい”と思っている場合もあります。 人は誰かの役に立てると嬉しいこともあります。 つまり、頼ることは「迷惑」ではなく、相手の役割や関係性を生むことでもあるのです。 「できない自分」を否定しなくていい 人に頼れない人ほど「できない自分」を責めやすい傾向があります。 でも、人にはそれぞれ得意不得意があります。 歩くのが苦手な人。整理整頓が苦手な人。人付き合いで疲れやすい人。 それは“ダメ”ではなく、「特性」や「個性」の一部です。 全部を完璧にできなくても大丈夫です。 支援があるから挑戦できることもある 支援は「可能性を減らすもの」じゃない 時々 「支援を受けたら甘えてしまう」「頼ったら成長できない」 と感じる人がいます。 でも実際には逆で、支援があるからこそ挑戦できることもあります。 安心できる場所。相談できる人。無理しなくていい環境。 そうした土台があることで、人は少しずつ前に進めることがあります。 一人では見えなかった景色がある 人に頼ることは負けではありません。 むしろ ・新しい考え方を知る・助け合いを経験する・安心感を持てる そんなきっかけになることがあります。 「一人で頑張る人生」から、「支え合いながら進む人生」に変わるだけで、見える景色が変わることもあります。 「頼れる」は生きる力でもある 本当に苦しくなったとき、 「助けて」と言えること。 これは、とても大切な力です。 頼ることは弱さではありません。 むしろ、“生き延びる力”でもあります。 まとめ:「頼る」は悪いことじゃない 人に頼るのが苦手な人は、真面目で優しい人が多いです。 だからこそ 「迷惑をかけたくない」「頑張らなきゃ」 と思いすぎてしまいます。 でも、人は本来、一人だけで生きるようにはできていません。 支援を受けること。誰かに頼ること。助けてもらうこと。 それは、甘えではなく“自然なこと”です。 全部を一人で抱えなくていい。 少しだけ頼れるようになると、生きることは今より少しラクになります。 あなたが誰かを助ける日もあれば、誰かに助けてもらう日もある。 それでいいのだと思います。
  • ASD
  • ADHD
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ADHD・ASD・白黒思考「人間関係むずかしい!」

「また話しすぎちゃった…」「空気読めてなかったかも…」「0か100で考えて苦しくなる…」 人間関係のあと、一人反省会をしてしまう。そんな経験、ありませんか? ADHDやASDの特性がある人の中には、人とのコミュニケーションで悩みやすい人が少なくありません。 でも実は、その特性は「困りごと」だけではなく、見方を変えると“魅力”や“強み”にもなります。 この記事では ・ADHDの「話しすぎちゃう問題」・ASDの「言葉をそのまま受け取っちゃう問題」・白黒思考になりがちな苦しさ について、前向きな視点も交えながら人間関係をラクにするヒントをお伝えします。 ADHDの「話しすぎちゃう問題」 話しすぎるのは「熱量」があるから ADHDの人は興味があることや楽しい話題になると、つい勢いよく話してしまうことがあります。 気づいたら「自分ばっかり話してた…」「またテンション上がりすぎた…」と後から落ち込むこともあります。 でもそれは裏を返せば、感情表現が豊かでエネルギーを持って人と関われるということでもあります。 実際 ・一緒にいると楽しい・話していて元気が出る・場が明るくなる と言われるADHD当事者も少なくありません。 「全部抑える」より「調整する」 大切なのは、「話しすぎない完璧な人」を目指すことではありません。 少しだけ「今ちょっと長いかも?」「相手にも聞いてみよう」と意識できるだけで、人間関係はかなりラクになります。 例えば ・一呼吸置いてみる・“続き話していい?”と聞く・相手の反応を見る こうした小さな工夫だけでも十分です。 あなたの「楽しそう」は魅力になる 人は楽しそうに話す人に惹かれることがあります。 ADHD特性のある人の ・テンションの高さ・好きなことへの熱量・感情表現の豊かさ は、場の空気を明るくする力にもなります。 「話しすぎる=悪いこと」だけではありません。 大切なのは、自分の特性を少し理解しながら無理なく使っていくことです。 ASDの「空気読めない問題」 言葉を真っ直ぐ受け取る ASD傾向がある人は、言葉をそのまま受け取ることがあります。 例えば 「また今度ね」→ 本当に今度会うと思う 「別に怒ってない」→ 怒っていないと信じる こうしたすれ違いで人間関係に疲れてしまうことがあります。 でもこれは、裏を返せば「真面目で誠実」ということでもあります。 「察する文化」が難しいだけ 日本は特に“空気を読む”ことを求められやすい社会です。 でも ・言わなくても分かって・なんとなく察して という文化は、実はかなり難易度が高いコミュニケーションです。 ASDの人は、それが少し苦手なだけで人を大切にしていないわけではありません。 むしろルールや約束を守ったり、嘘が就けないという強みを持っている人も多いです。 「分からない」は聞いていい 空気が分からないとき、無理に合わせようとすると疲れてしまいます。 そんなときは 「どういう意味?」「これは本気?冗談?」 と確認しても大丈夫です。 全部を察しようとしなくていい。 分からないことを聞けるのも、大切なコミュニケーションです。 白黒思考になりがちな問題 真剣な人ほど極端になりやすい 白黒思考とは、 ・成功か失敗か・良いか悪いか・100点か0点か のように考えてしまう状態です。 特に発達障害やメンタル不調がある人は、この思考になりやすいことがあります。 でもこれは、「適当にしたくない」という真剣さの裏返しでもあります。そんな思いが強いからこそ、極端になってしまうのです。 「70点でもOK」を覚える 白黒思考の人は、「完璧じゃないとダメ」と思いやすい傾向があります。 でも、人間関係はテストではありません。 少し失敗してもいい。気まずくなっても修復できる。 そう思えるだけでかなりラクになります。 「今日は70点でOK」 この感覚を持てると、心が少し軽くなります。 グレーを許せると生きやすくなる 世の中は白か黒だけではありません。 好きだけど疲れる人。優しいけど合わない人。 そんな“グレー”がたくさんあります。 最初は難しくても 「どっちでもいいこともある」「完璧じゃなくても大丈夫」 と少しずつ思えるようになると、人間関係のしんどさは減っていきます。 人間関係は「相性」も大きい 全員に好かれなくていい 発達特性があると「普通にできない自分が悪い」と思いやすくなります。 でも実際は相性の問題もかなり大きいです。 あなたの話し方を「疲れる」と感じる人もいれば、「面白い!」と感じる人もいます。 つまり、人間関係は能力だけではなく“組み合わせ”でもあるのです。 無理をしすぎない関係が大切 人間関係で疲れやすい人ほど「ちゃんとしなきゃ」と頑張りすぎてしまいます。 でも、本当に大切なのは“無理なく続けられること”です。 少し変わっていてもいい。空気を読みきれなくてもいい。 その代わり、「素直さ」「誠実さ」「優しさ」を大切にしていけば、ちゃんと合う人はいます。 まとめ:特性は「その人らしさ」でもある ADHDの話しすぎ。ASDの真っ直ぐさ。白黒思考。 どれも、人間関係で悩みにつながることがあります。 でもその一方で ・熱量がある・誠実・真剣・感受性が強い という魅力にもつながっています。 大切なのは「特性を消すこと」ではなく、“自分の扱い方を知ること”。 少しずつ調整しながら、無理しすぎない人間関係を作っていけば大丈夫です。 あなたの特性は、欠点だけではありません。それはちゃんと、「あなたらしさ」でもあります。
  • 交流会

凸凹村交流会レポート

“参加しやすさ”を考えた1日 今回も凸凹村交流会を開催しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました! 今回の交流会では、ある参加者の方から「別のFacebookグループでの交流会運営に関する悩み」が共有されました。「参加したい気持ちはあるのに、現実的な事情で参加できない人がいる」時間の制約や家庭の事情、環境面の問題など、決して“やる気の問題ではない”というリアルな声。 それに対して、参加メンバーの皆さんからは 「聞くだけ参加でもいいのでは?」 「声だけの参加でもOKにしたらどうか」 「できる範囲から関われる形が大事」 といった、実践的で温かい意見が多く出ました。 一つの正解を出すというよりも、“参加のハードルをどう下げるか”をみんなで考える時間になったのが、とても印象的でした。 メンタルに関する話題 気分の波との付き合い方 人間関係での衝突への対処 生活リズムの崩れとの向き合い方 など、それぞれの実体験に基づいた話も共有され、 「一度その場から離れる(タイムアウト)」 「自分の状態を客観的に捉える工夫」 といった、日常の中で使えるヒントも多く出てきました。 今回の交流会を通して 改めて感じたのは、“安心して話せる場”があることの価値です。 そして同時に、「初めて参加する方でも入りやすい設計」がとても大切だという気づきもありました。 そのため、次回以降の交流会では 難しい議題はあえて設けず 自己紹介の時間をしっかり取り お互いを知ることを大切にしたフリートーク中心 という形にしていきたいと考えています。 初めての方でも無理なく参加できて、「また来たい」と思ってもらえる場を目指していきます! 凸凹村交流会について 凸凹村の交流会は話すのが得意でなくても大丈夫です。 聞くだけでもOK!顔出しの必要もなし!途中参加、途中退室もOK! それぞれのペースで関われる場として、これからも続けていきます。 そしてもちろん、来月も開催予定です!日時は【5月23日(土)14時】からご興味のある方は、ぜひ気軽にご参加ください。 皆さまとお話しできるのを楽しみにしています。 参加はこちらの投稿にコメント👍 第9回 凸凹村交流会
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働きづらさは「特別」じゃない

「障がいのせいで働きづらい」「社会にうまくなじめない」 そんな感覚を抱えたことがある人は、決して少なくありません。 これまで、その理由の一つとして「障がい」という言葉が使われてきました。支援を届けるために、必要な“区別”として。 しかし今、その「区別」が少し違う意味を持ち始めているのではないか。 実際に、障がいの有無を問わずに就労支援を広げた取り組みでは、多くの人が働く機会を得て、社会全体にも大きなプラスが生まれるという結果が出ています。 この記事では、「障がい」と「生きづらさ」をめぐるこれからの社会のあり方について、前向きな視点で考えていきます。 「障がい」と「そうでない人」の間にあるもの 「区別する」ということ これまでの社会では、「障がいがある人」と「ない人」という分け方が前提でした。制度や支援も、その区分をもとに設計されています。 たしかに、適切な支援を届けるためにはある程度の線引きは必要です。どんな困りごとがあるのかを理解し、必要なサポートを用意するための仕組みとして「区別」は役割を果たしてきました。 ただ、その一方でこうした現実もあります。 障がいの診断はないけれど働きづらさを抱えている人。制度の対象にはならないけれど、日常や仕事に困難を感じている人。 こうした人たちは、支援の外に置かれてしまうことが少なくありません。 つまり、「障がいがあるかどうか」ではなく、“働きづらさがあるかどうか”という視点の方が、実態に近い場合もあるのです。 「区別」は本来、優しさから生まれた そもそも「障がい」という区別は、誰かを排除するために作られたものではありません。 むしろ ・必要な支援を届けるため・生活を守るため・安心して生きるため そうした目的で生まれたものです。 つまり、本来は「優しさ」や「配慮」から始まった仕組みでした。 しかし、時間が経つ中でその区別が別の形で受け取られることも増えてきました。 「障がいがある人だからできない」「普通とは違うから特別扱いされる」 そんな見方が広がることで、区別が“壁”のように感じられてしまうことがあります。 「区別」が「差別」に変わってしまう瞬間 本来は支援のための線引きだったはずのものが、いつの間にか「できる人」と「できない人」を分ける基準になってしまう。 ここに、今の社会の難しさがあります。 人は本来、もっとグラデーションの中に存在しています。調子の良い日もあれば、うまくいかない日もある。 環境によって力を発揮できることもあれば、発揮できないこともある。 それなのに、「障がいがあるかどうか」で分けてしまうと、その人の本来の力や可能性が見えにくくなってしまうのです。 そして結果として、「区別」が「差別」に近い形で感じられてしまうことがあります。 社会が変わり始めているサイン 障がい者にとどまらない支援 そんな中で、少しずつ新しい動きが生まれています。 障がいの有無に関係なく、働きづらさを抱える人に支援を提供する取り組みです。 このような取り組みでは ・多様な背景を持つ人が支援につながる・自分に合った働き方を見つけられる・就職につながる人が増える といった変化が起きています。 さらに注目すべきなのは、こうした支援が個人だけでなく、社会全体にも良い影響を与えているという点です。 働く人が増えることで経済が回り、結果的に社会全体の豊かさにもつながっていく。 つまり、誰かを支えることが、社会全体を良くすることにつながっているのです。 本当に必要なのは「区別しない社会」 ここで考えたいのは「区別をなくす」ということではありません。 必要な支援は、これからも大切です。困っている人に合わせたサポートは、むしろもっと広がっていくべきです。 ただ、その前提として 「誰が障がい者か」ではなく、「誰がどんなサポートを必要としているか」 この視点に変わっていくことが重要です。 区別をしないと支えられない社会ではなく、区別がなくても自然に支え合える社会へ。 それは理想論に見えるかもしれませんが、すでに少しずつ実現に向かい始めています。 生きづらさは「弱さ」ではなく「ヒント」 生きづらさの本当の原因 生きづらさを感じるとき、私たちはつい「自分に問題がある」と考えてしまいがちです。 しかし、それは本当に個人の問題なのでしょうか。 もしかすると ・環境が合っていない・支援につながれていない・選択肢が少ない そうした社会側の要因も大きいのかもしれません。 生きづらさは「あなたがダメだから起きているもの」ではなく、社会の仕組みを見直すヒントでもあります。 まとめ:誰もが自然に活きる社会へ 障がいという言葉は本来、誰かを守るために生まれたものでした。 しかし今、その「区別」が少し窮屈になってきている部分もあります。 だからこそ、これからは 「区別すること」ではなく「どうすれば誰もが自然に生きられるか」 を考えていくことが大切です。 障がいがある人も、そうでない人も。診断がある人も、ない人も。 それぞれが無理をせず、自分らしく生きられる社会。 そんな未来は、遠いものではなく、すでに少しずつ形になり始めています。 あなたの感じている生きづらさも、きっとその変化の一部です。 そしてそれは、より良い社会へ向かうための大切な一歩でもあります。
  • 意見交換会

【意見交換レポ】「優しさが届かない社会」を変えるために

ヘルプマーク・優先席の課題から見えた、新しいつながりの可能性 「気づけない」「動けない」優先席のリアル 善意はあるのに、行動できない こどもの日である5/5(火)凸凹村ではヘルプマークと優先席の問題について意見交換会が行われました!! 今回の意見交換会ではまず「なぜ優先席が機能しないのか?」というテーマから話がスタートしました。 多くの人が感じているのは「本当は譲りたい気持ちはある」ということ。 しかし実際には・この人は本当に必要なのか分からない・声をかけて間違えたら失礼かもしれない・そもそも困っていることに気づけない といった“判断の難しさ”が壁になり、行動に移せない現実があります。 つまり問題は「思いやりの不足」ではなく”判断できない状況に置かれていること”にあるのです。 当事者側もまた、声を出せない 一方で、支援を必要とする側にも葛藤があります。 ・迷惑をかけたくない・声をかける勇気が出ない・断られたら傷つく・座っている人も支援が必要な人かもしれない その結果「本当は必要なのに我慢する」という選択をしてしまう人も少なくありません。 この構造は「気づけない側」と「言い出せない側」両方の遠慮や不安によって成り立っています。 すれ違いが“当たり前”になっている こうした状況が積み重なることで ・譲られない経験・気づいてもらえない経験・理解されない体験 が蓄積し「どうせ無理」という諦めにつながっていきます。 そしてそれが、さらに声を上げづらくするという悪循環を生み出しています。 ヘルプマークが機能しない構造的な理由 「持てば解決する」仕組みではない ヘルプマークは本来「見えにくい障がい」を周囲に伝えるための重要なツールです。 しかし今回の意見交換では ・そもそも気づかれない・意味を知られていない・見ても行動に結びつかない といった声が多くあがりました。 つまり、存在していても“機能する仕組み”になっていないという課題があります。 「伝える」だけで終わっている 現状のヘルプマークは 「困っている人がいます」という情報を一方的に発信する構造になっています。 しかし・どんな支援が必要なのか・今すぐなのかどうか・どう関わればいいのか といった“行動に必要な情報”までは伝わりません。 その結果、見た人は「どうすればいいか分からない」という状態に置かれてしまいます。 使う側にリスクがある さらに深刻なのはヘルプマークを持つことで逆に嫌な思いをするケースがあることです。 ・じろじろ見られる・疑われる・心ない言葉をかけられる こうした経験があると「もう使いたくない」と感じてしまうのも無理はありません。 本来、助けになるはずのものが負担になってしまう――この矛盾も大きな課題です。 このままだと悪化していく理由 個人の善意に依存している 現在の仕組みは、極めてシンプルに言えば「気づけた人が助ける」というものです。 しかしこれは裏を返せば・気づけなければ何も起きない・勇気がなければ行動できない という不安定な構造でもあります。 行動のきっかけが設計されていない 人は「分かっている」だけでは動けません。 ・どう動けばいいか分かる・その行動が正しいと確信できる・失敗のリスクが低い こうした条件が揃って初めて、行動に移せます。 しかし現状はこれらがほとんど設計されていないため、“止まるのが当たり前”になっています。 諦めが広がっていく構造 その結果 「気づかれない」↓「期待しなくなる」↓「使わなくなる」 という流れが生まれます。これは当事者にとっても、社会全体にとっても大きな損失です。 「つながる仕組み」が未来を変える オタスケニャーという新しいアプローチ 今回の意見交換会では、こうした課題に対する一つの解決策として「オタスケニャー」というアプリが紹介されました。 ※2026.5.6現在:まだ未公開のためDLはできません   これは、 「席を譲ってほしい人」と「席を譲りたい人」 を近距離でマッチングする仕組み。 マッチングすると、お互いの画面に同じ数字や記号が表示されるため、それを見せ合うことで 「この人だ」と分かり、安心して席を譲ったり座ったりできます。 さらに近距離でのマッチングが可能なため、歩行が難しい方でも使いやすい設計になっています。   この仕組みの特徴は、単に「気づいてもらう」だけでなく “行動につながる状態をつくる”ことにあります。 ・何に困っているのか・どんなサポートが必要なのか・どう関わればいいのか これらを明確にすることで周囲の人が「迷わず動ける」状態をつくります。   今回の意見交換では、 「こういう仕組みが必要だった」「自分にもできることがあるかもしれない」「広がってほしい」 という声も多くあがりました。   意見交換から生まれた「当事者意識」 今回の場では 「自分にもできることがあるかもしれない」「この仕組みを広げたい」 という声が多くあがりました。 単なる情報共有ではなく参加者一人ひとりが“自分ごと”として考え始めたことは、非常に大きな変化です。 また、新しいつながりも生まれ「一緒に何かできるかもしれない」という空気が自然と広がっていきました。 全盲の方の声から見えた、新たな気づき 特に印象的だったのは、全盲の方からの意見です。 見える人では気づけない困りごとや日常の中で感じている不便さが共有され、 「まだまだ知らないことが多い」という気づきが参加者に広がりました。 その中で紹介されたのがBe My Eyes というアプリです。 「ちょっとした支援」をつなぐ仕組み Be My Eyesは、視覚に障がいのある方とサポートしたいボランティアをつなぐアプリです。 例えば ・商品のラベルを読みたい・周囲の状況を確認したい といった場面でスマートフォンを通じてリアルタイムで支援を無料で受けることができます。 ここにあるのは、特別な支援ではなく“ちょっとした助け合い”を仕組みにした形です。 ボランティアとして関わるという選択 このアプリは誰でもボランティアとして参加できます。 「大きなことはできないけど、少しなら力になりたい」そんな気持ちを実際の行動につなげることができます。 今回の意見交換でも、「やってみたい」「参加したい」という声があがりました。 まとめ:優しさを「仕組み」にするということ 今回の意見交換会を通して見えてきたのは問題は「人の優しさ」ではなく、優しさが届く仕組みがないことだということです。 そして同時に「仕組みさえあれば人はちゃんと動ける」ということでもあります。 オタスケニャーも、Be My Eyesも、その可能性を示しています。 これから必要なのは「気づくこと」ではなく“つながること” そして「できることを、できる形でやる」という選択です。 この小さな積み重ねが少しずつ社会を変えていくのだと思います。 オタスケニャーについて気になる方はアプリ開発者、塩谷賢作さんのFacebookへご連絡してみてください。
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【活動報告】第39回 募金プロジェクト

「支援される側」から「動く側」へ 4月29日、凸凹村 募金プロジェクトをスマーク伊勢崎にて実施しました。 当日は、想像していた以上に多くの方に足を止めていただき140枚以上のチラシをお渡しすることができました。 集まった募金は4万円以上!小さなお子さんからご年配の方まで、本当に幅広い方にご協力いただきました。 中には「自分も障がいがあって…」「家族に障がいがあるんです」と声をかけてくださる方や5000円という大きな金額を託してくださる方もいらっしゃいました。 ただお金をいただいた、というよりもそれぞれの想いや背景に触れる時間でもありました。 今回の取り組みで強く感じたのは障がい当事者が“支援される側”としてではなく、自分たちの課題に対して“動く側”に立つことの意味です。 募金に参加してくださった方の中には障がい当事者の方もいれば、そうでない方もいます。 立場は違っても「こういう活動があることを知れてよかった」「自分も何かできるかもしれない」そんな声をいただく場面もありました。 福祉や支援というとどうしても「助ける人」と「助けられる人」に分かれがちです。 でも今回の募金プロジェクトでは集める側も、関わる側も、応援する側も、それぞれが少しずつ関係し合いながら、ひとつの活動を一緒につくっている感覚がありました。 その中で見えてきたのは、 「障がいがあるから支援される」のではなく、「自分たちで動くことが、新しい関係性を生む」ということでした。 この活動は、当事者にとって「自分たちでもできることがある」と感じられる時間であり、関わってくださった方にとっても「関わり方は一つではない」と気づくきっかけになっていたように思います。 凸凹村の取り組みは単なる募金活動ではありません。こうした小さな行動が、新しい関係性や価値観を生み、別の場所へと広がっていく。 そんな“循環”をつくるための実践でもあります。 こうした小さな行動が当事者自身が一歩踏み出すきっかけになったり、関わった人の意識が少し変わったり、次の行動につながっていく。そんな“循環の始まり”を感じる一日でした。 凸凹村では、これからも障がい当事者自身が主体となって動きながら、 関わる人それぞれにとって意味のある形で、活動を続けていきます。 今回ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。 募金プロジェクト・参加方法はこちら! 凸凹村 みんなで募金プロジェクトページ
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障害年金とは?

初めての人でもわかる仕組み・対象・申請のポイント 「障害年金って何?」「自分は対象になるの?」 障害年金は名前はよく聞くものの、仕組みがわかりにくく、「難しそう」と感じている人も多い制度です。 しかし実際は、条件を満たせば働いている人でも受け取れる可能性がある大切な制度です。 この記事では、障害年金の基本から申請のポイントまで、初心者向けにわかりやすく解説します。※一般的な制度説明に基づいているため、最終判断は年金事務所や専門家に確認ください。 障害年金の基本的な仕組み 障害年金とは何か 障害年金とは、病気やケガによって生活や仕事に支障が出た場合に、国から支給される公的な年金です。 「障害」と聞くと、身体障害だけをイメージする人も多いですが、 ・精神障害(うつ病、統合失調症など)・発達障害・内部疾患(心臓・腎臓など) なども対象になる場合があります。 つまり、日常生活や就労に制限がある状態であれば対象になる可能性がある制度です。 2種類の障害年金 障害年金には大きく分けて2種類あります。 ・障害基礎年金・障害厚生年金 違いは、どの年金制度に加入していたかによります。 会社員や公務員で厚生年金に加入していた人は「障害厚生年金」それ以外(自営業・学生など)は「障害基礎年金」 という仕組みです。 受給するための主な条件 初診日が重要になる 障害年金では、「初診日」という考え方が非常に重要です。 初診日とは、その病気やケガで初めて医療機関を受診した日のことです。 この初診日にどの年金に加入していたかによって、 ・どの種類の年金になるか・受給できるかどうか が決まります。 保険料納付要件 障害年金を受け取るためには、一定の保険料を納めている必要があります。 基本的には、 ・直近1年間に未納がないまたは・これまでの加入期間のうち3分の2以上納付している という条件があります。 ただし、例外や特例もあるため、個別に確認することが大切です。 障害の状態(等級) 障害年金は、障害の重さによって「等級」が決められます。 ・1級(重い)・2級(中程度)・3級(※厚生年金のみ) この等級によって、受け取れる金額が変わります。 ポイントは、「診断名」ではなく、日常生活への影響の程度で判断されるという点です。 よくある誤解 働いていると受け取れない? これはよくある誤解ですが、働いていても受給できる場合があります。 特に、 ・配慮を受けながら働いている・就労時間や内容に制限がある といった場合は、対象になる可能性があります。 「働いているから無理」と自己判断せず、一度確認することが大切です。 手帳がないと申請できない? これも誤解の一つです。 障害者手帳がなくても、障害年金は申請可能です。 あくまで重要なのは、 ・医師の診断書・日常生活の状況 です。 申請の流れ 基本的なステップ 障害年金の申請は、いくつかのステップに分かれます。 ・初診日の確認・必要書類の準備・診断書の取得・申請書の提出 特に「初診日の証明」と「診断書」は重要なポイントです。 一人で難しい場合のサポート 申請は複雑に感じることもあります。 そのため、 ・年金事務所・社会保険労務士・支援機関 などに相談しながら進めることもできます。 無理に一人で抱え込む必要はありません。 障害年金は「生活を支える制度」 遠慮する必要はない 障害年金は、「特別な人だけの制度」ではありません。 生活や仕事に支障がある人を支えるための制度です。 そのため、 「自分なんかがもらっていいのか」と遠慮する必要はありません。 情報を知ることが第一歩 障害年金は、知らないと申請できない制度でもあります。 ・対象になる可能性がある・相談できる場所がある こうした情報を知るだけでも、大きな一歩です。 まとめ:まずは「知ること」から始めよう 障害年金は、生活や働くことに不安がある人にとって、重要な支えになる制度です。 ・障害の種類は幅広い・働いていても対象になる場合がある・手帳がなくても申請できる こうしたポイントを知ることで、選択肢が広がります。 「自分は対象かもしれない」と感じたら、まずは年金事務所や支援機関に相談してみることをおすすめします。 制度は少し複雑ですが、あなたの生活を支えるための仕組みです。 無理をせず、少しずつ理解を深めていきましょう。
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障がいがある人のための「ちょうどいい距離感」と伝え方

支援者との関係に悩んでいませんか? 福祉サービスや支援機関を利用していると、必ず関わることになる「支援者」。本来は安心して頼れる存在であるはずなのに ・うまく気持ちを伝えられない・遠慮してしまう・合わないと感じている・頼りたいのに頼れない そんな悩みを抱えている人も少なくありません。 「自分が悪いのかな」「もっとちゃんとしなきゃ」 そう思ってしまうこともあるかもしれません。 しかし、支援者との関係に悩むのは、決して珍しいことではありません。むしろ、人と人との関係である以上、悩みが生まれるのは自然なことです。 この記事では、支援者との関係に悩んだときの考え方や、無理のない関わり方についてお伝えします。 支援者との関係が難しく感じる理由 「頼る関係」だからこそバランスが難しい 支援者との関係は、友達や家族とは少し違います。 ・サポートを受ける立場・生活や将来に関わる存在・ある程度の距離感が必要 こうした特徴があるため、「どこまで頼っていいのか」が分かりにくくなることがあります。 頼りすぎてもいけない気がする。でも遠慮しすぎると苦しくなる。 このバランスの難しさが、悩みにつながることがあります。 相性やコミュニケーションの違い 支援者も一人の人間です。考え方や価値観、コミュニケーションの取り方は人それぞれ違います。 そのため、 ・話しやすい人・少し距離を感じる人 がいるのは自然なことです。 「この人と合わないかも」と感じるのは、あなたが悪いのではなく、相性の問題であることも多いです。 無理をしない関わり方のポイント すべてを分かってもらおうとしない 支援者に対して、 「ちゃんと理解してほしい」「全部わかってほしい」 と思うことは自然です。 しかし、人が人を完全に理解することは難しいものです。 そのため、 ・まずは一つだけ伝える・今困っていることに絞る といった形で、少しずつ伝えるほうがうまくいきやすくなります。 伝えるハードルを下げることが、関係を楽にするポイントです。 「できること」と「できないこと」を分ける 支援者にも役割があります。 できることできないこと があるため、すべてを任せることは難しい場合もあります。 そのため、 「これは相談できる」「これは別の方法を考える」 といったように、役割を分けて考えることで、関係がスムーズになります。 気持ちを伝えるための工夫 伝え方をシンプルにする 気持ちを伝えるのが苦手な人は多いです。 そんなときは、 「困っていること」「どうしてほしいか」 この2つを意識するだけでも、伝わりやすくなります。 例えば 「最近朝がつらくて通所が難しいです」「もう少しゆっくり来てもいいですか?」 といったように、シンプルに伝えることがポイントです。 言葉にするのが難しいときの方法 直接話すのが難しい場合は、 ・メモを書く・LINEやメールを使う・事前に伝える内容を整理する といった方法もあります。 無理にその場で話そうとしなくても大丈夫です。自分に合った伝え方を見つけることが大切です。 「合わない」と感じたときの考え方 距離を取ることも選択肢 どうしても合わないと感じる場合、無理に関係を続ける必要はありません。 ・担当を変えてもらう・相談先を変える・距離を少し取る こうした選択も大切です。 「我慢すること」が正解とは限りません。 自分を守ることを優先する 支援者との関係で一番大切なのは、あなたの安心です。 ・話していて疲れる・不安になる・無理をしている感覚がある そう感じる場合は、自分を守ることを優先していいのです。 支援は、あなたの生活を良くするためのものです。苦しくなる関係である必要はありません。 まとめ:支援者との関係は「ちょうどいい距離」で 支援者との関係は、近すぎても遠すぎても難しいものです。 だからこそ ・無理をしない・少しずつ伝える・自分を守る といったバランスが大切になります。 すべてを完璧にする必要はありません。うまくいかない日があっても大丈夫です。 大切なのは、「自分が安心できる関係」を少しずつ作っていくこと。 あなたにとって心地よい距離感が見つかることを願っています。

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