NewsNewsみんなの障がいニュース

みんなの障がいニュースは、最新の障がいに関する話題や時事ニュースを、
コラム形式でわかりやすくお届けします。

  • 精神障がい
  • 身体障がい
  • 発達障がい
  • 知的障がい

障がいのある自分を好きになる|認めて愛することで広がる前向きな生き方

障がいがあると、「できないこと」「不便なこと」に気持ちが向きやすくなります。しかし、同じくらい「できること」や「自分だけの強み」も必ず存在します。障がいは自分を否定する理由ではなく、新しい可能性を見つけるきっかけにもなり得るのです。 この記事では、障がいを持つ自分を「好きになる」ための考え方や工夫を、心理学や体験例を交えて紹介します。 自分を認める第一歩“できない”から“できる”へ 視点を変えるだけで毎日が違って見える たとえば、「文章を書くのが遅い」ではなく「丁寧に書ける」ととらえるか。同じ出来事でも視点を変えるだけで「できた自分」「工夫できた自分」を発見できます。 この小さな切り替えが、自己否定から抜け出す第一歩です。 他人と比べず、昨日の自分と比べる 「人より遅い」「できない」と思ってしまうのは自然なことです。 でも、比べるべきは他人ではなく「昨日の自分」。昨日より少しだけできたことがあれば、それは立派な成長です。 心理学者アドラーも「自分の人生を生きることが大切」と説いています。 自分を好きになる工夫|小さな自己肯定感の積み重ね 感謝日記やポジティブ日記 毎日「できたこと」や「ありがたかったこと」を3つ書いてみましょう。「散歩できた」「好きな音楽を聴いた」など小さなことで大丈夫です。積み重ねるうちに「自分は意外と頑張れている」と実感できます。 褒め言葉を素直に受け取る 「ありがとう」「助かった」と言われたら「そんなことないよ」と否定せず、「そう言ってもらえて嬉しい」と返してみましょう。 褒め言葉を受け入れることは、自分を認める練習にもなります。 仲間と気持ちを分かち合う 同じ経験を持つ人と話すと「自分だけじゃない」と安心できます。 孤独を減らし、自己肯定感を育むためにも、当事者コミュニティへの参加はおすすめです。 参考リンク:凸凹村(障がい当事者のSNSコミュニティ) 自分を愛するということ|やさしさを自分にも向ける 休むことは“怠け”ではなく“ケア” 「今日は疲れたから何もできなかった」と思う日もあるはずです。 でも、それは「体を大切にできた日」と考え直すこともできます。責めるより、自分をいたわる気持ちを持つことで心は軽くなります。 人に頼る勇気を持つ 「迷惑になる」と思って頼れない人は多いですが、頼られることは信頼の証でもあります。友人や支援者に助けを求めることで、関係はむしろ強くなります。 自分を愛せると、他人も愛せる 自己否定していると他人も受け入れにくくなります。逆に、自分を愛せるようになると、自然と人の良さも見えるようになります。自分を大切にすることは、人間関係を豊かにする基盤になるのです。 障がいがくれる強み|前向きに生きるヒント 工夫する力 生活の中の小さな壁を工夫で乗り越える経験は、柔軟な発想や問題解決力につながります。これはビジネスや日常の人間関係でも大きな武器になります。 共感する力 自分が悩んだ経験があるからこそ、人の痛みに寄り添えます。「わかるよ」と伝えられることは大きな力です。 挑戦する力 障がいがあると当たり前のことも挑戦の連続。その積み重ねは「挑戦を恐れない心」を育てます。 参考動画:NHK「バリバラ」YouTube公式 日常で試したい実践ワーク 鏡の前で「ありがとう」と言う 鏡の自分に「今日も生きてくれてありがとう」と声をかける。少しずつ自己肯定感が育っていきます。 言葉をポジティブに変換する 「歩けない → 移動の工夫が得意」「じっとできない → エネルギッシュ」言葉の変換は心の変換につながります。 SNSや日記でシェアする 前向きな気づきを発信すると、自分だけでなく誰かの励みにもなります。「誰かを元気づけられる自分」という実感が、自分を好きになる後押しになります。 おわりに|自分を愛することが未来を変える 障がいは「マイナス」ではなく「個性のひとつ」。それを認め、好きになり、愛せるようになると、人生の見え方が変わります。 「できないこと」ではなく「できること」「負担」ではなく「強み」 そう思えるようになったとき、世界はもっと優しく広がります。今日から少しずつ、自分に「ありがとう」を伝えてみませんか?
  • 身体障がい
  • ファッション

車いすだからこそ映えるスタイル|個性と自由を着こなすファッションの楽しみ方

車いすを利用していると、「服が着にくい」「おしゃれできない」と感じることは少なくありません。 ですがその制約の中にこそ、工夫や個性、スタイルの可能性が生まれます。 ファッションは誰もが楽しむ権利。車いすだからこそ似合う、格好よく見えるファッションの可能性を探ってみましょう。 車いすファッションの魅力は「個性」と「自由」 見た目の自由さが生むスタイルの個性 東京・原宿でストリートスタイルを発信している車いすのスタイリスト・徳永啓太さんは、車いすに座ったまま着こなしを楽しむスタイルで注目を集めています。 彼のInstagramは多くのファンを魅了しています。 参考リンク:VogueBlog: https://medium.com/@capsuleringo15Instagram: https://www.instagram.com/keita.tokunaga_/ https://www.youtube.com/watch?v=-IWpsFKEFR0 「車いすだからこそかっこいい」発想の服づくり 日本福祉医療ファッション協会 代表理事の平林景さんは、「車いすだからこそかっこいい」と語ります。 車いすでも着やすく、かつスタイリッシュな服を目指すブランド『bottom’all』は、パリコレ出場へ向けて注目されています。 参考リンク:note(ノート)公式HP:https://keihirabayashi.com/ ファッションが変える“見え方”、そして社会 包括的ブランドの先駆け「tenbo」 ブランド「tenbo」は、障がいの有無に関わらず誰でも着られるインクルーシブな服を展開。 障がいのあるモデルとないモデルを同じ舞台で紹介し、新しい視点をファッション業界に持ち込みました。 参考リンク:Metropolis Japan公式HP:tenbo公式Youtube:https://www.youtube.com/@tenboofficial2414 https://www.youtube.com/watch?v=DLFsYimZxlA “福祉×おしゃれ”が社会を変える一歩に “福祉におしゃれは無用”という固定観念を覆す動きも。 平林さんが提案したファッションブランドやその活動は、障がいとおしゃれの垣根をなくし、偏見を変えようとする挑戦の象徴です。 参考リンク:オシャレで変えていく。障害や病気に関わらず、皆が自由に着られる『bottom’all』とは? 車いすユーザー向けファッションの工夫ポイント 着脱しやすく設計された服 車いすに座ったままでも脱ぎ着しやすい服が求められています。 例えば、「bottom’all」は巻きスカートをヒントにして、車いすユーザーが独立して着替えやすい構造を実現しています。 参考リンク:「批判があれば大成功」車椅子ファッションから社会を変えるーーパリコレでショー開催に挑戦する「bottom’all」 高機能とデザインの両立 重度心身障害を持つ方を対象に、機能性とデザイン性を兼ね備えた洋服も進化しています。 見た目にも配慮したデザインで、介助負担を減らしながらおしゃれを楽しめる取り組みです。 参考リンク:「おしゃれをあきらめない」——重度心身障害者の“装う自由”をファッションショーで実現! ファッションは「自己表現」と「社会へのメッセージ」 見本となるモデルの存在 東京ファッションウィークや国際的な舞台で活躍する車いすのモデルやアーティストは、「車いすだからこそ映える」というポジティブな見本となり、多くの人に影響を与えています。 参考リンク:nationthailand、Vogue アートでファッションの常識を超える 両足が義足のアーティスト片山真理さんは、義足や服装を創作と美の一部に昇華。 ファッションを通じて身体の多様性を問い、前向きに自己表現する姿は多くの人の「自由」を刺激します。 参考リンク:Accessible Japan、AKIO NAGASWA https://youtu.be/LHmZePW_SMs?si=QSTJGaWfoohVA10O まとめ:「車いす×ファッション」は可能性のスタートライン 車いすだからこそ体現できるスタイルや個性がある 包摂的なブランドや活動が、ファッションの常識を変えている 機能性とデザインが両立すれば、おしゃれはさらに楽しくなる 社会へのメッセージとなるファッション表現も可能 車いすと服が組み合わさったとき、そこには“新しい美しい表現”が生まれる可能性があります。 次のファッションシーンで見かけるその姿は、「生きる楽しさの象徴」として輝きを増すことでしょう。
  • 精神障がい

精神障害経験者は“メンタルの先輩”!人を支える力がある

はじめに:経験が“支えの力”になる理由 しかしその経験を乗り越えたからこそ見えてくる「支え合いの価値」。 精神障がいは、痛みや困難を伴うものです。 経験した人だからこそ発揮できる共感や気づきが、同じ悩みを抱える人にとっては大きな励みになります。 当事者が“メンタルの先輩”として活躍する価値と背景を探っていきます。 ピアサポートとは何か:経験知から生まれる支援 ピアサポートの源流と日本での広がり ピアサポートは、1900年代初頭のアメリカで発生した精神科医療への反発から始まり、同じ経験を持つ者同士による支え合いが基盤となっています。 日本ではセルフヘルプグループやクラブハウス形式の活動を経て、リカバリー志向の支援として定着しています。 参考資料: 厚生労働省 当事者自身が「先輩」として活躍する背景 たとえば、ある精神障がい当事者は精神保健福祉士の資格を取得し、大学院で学びながら仲間への講演や執筆を行っています。 こういったおなじ障がいを持つ人が努力する姿に「私も頑張ろう」と感化される仲間も多いです。 参考リンク:ピアサポートとは何か 回復と支え合いのプロセス|支援の質が高まる理由 回復過程で得られる共感力 ある研究では、精神障がい当事者が地域の精神科デイケアを利用する中で「似た立場の人を助けたい」と感じ、自然とピアサポートへの参加が進んだことが明らかになっています 。 自分が回復した経験が他者への支えに変わる心理がここにあります。 参考リンク:SpringerLink 精神的距離の近さが安心を生む 当事者同士だからこそ「言いにくさ」や「遠慮」が少なく、本音が共有できます。 「理解されている」「分かってくれる」安心感は、専門職には真似できない支援の質につながります。 ピアサポートの社会的意義と実践 地方自治体での制度的導入 福島県では、ピアサポーターの養成研修を修了した方を認定し、退院促進や地域定着支援などを担う制度を導入。 地域生活の構築に当事者の回復ストーリーが役立っている事例があります。 参考資料:ピアサポーターを活用した事業事例集 専門職との協働による支援の質向上 精神保健福祉士や看護師など専門職とピアスタッフが協力することで、支援の幅が広がります。 日本の実践例では、専門職がピアスタッフとの協働から得た学びについても報告されています。 参考資料:メンタルヘルス領域におけるピアスタッフとの協働にむけた専門職者の経験 メンタル“先輩”の支えを日常へ活かす工夫 自分の経験を語ることで希望になる ピアサポーターが自身の回復までの過程を語ることは、同じ苦しみに悩む人に「自分もできるかも」という希望を届けます。 実話としての語りは、最も心に響く支援になります。 支え合いの場を作る意義 グループ形式やコミュニティ形式の支え合いの場では、互いに支え、支えられる関係が生まれます。 「自分も誰かの支えになれる」という体験は、自尊感情と社会参加を促進するのです。 まとめ:“メンタルの先輩”が照らす未来 精神障がい経験者には、自分の経験を活かして人を助ける“先輩”としての価値があります。 その強みをシステムとして活かすことが、誰もが支え合える社会につながります。 アサーションや支援体制と同じように、当事者自身の声と経験をもっと社会に届けていきましょう。
  • 身体障がい
  • コミュニケーション

視覚障害者は“聞く力”の達人!相手を理解するチカラを伸ばす視点

目に見える世界が制限される中で、視覚障害者は「聴く力」に磨きをかけてきました。 ピッチの違いを識別したり、周囲の音から位置を察知したりする能力は、私たちにはない才能とも言えるでしょう。 この記事では、「聴く力」が生む強みや、それを活かすコミュニケーションや社会参加のヒントを、具体例や研究を交えて紹介します。 聴覚能力の驚くべき鋭さ ピッチの差を見分ける力の高さ 視覚障害者は、音の高低の変化(ピッチ)を識別する能力が非常に優れており、その速度は視覚保持者の10倍以上にもなるという研究があります。 これは自然と培われた聴覚の鋭敏さといえるでしょう。 参考リンク:視覚障害者の優れた聴覚 頭の動きと両耳聴で障害物を感知 さらに障害物を目で確認できなくても、音や反響を頼りに“障害物の存在”を察知する「障害感覚」が培われます。 頭を動かしながら両耳で聴くと、音源の距離や方向の特定がさらに精度を高めることも確認されています。 https://www.youtube.com/watch?v=BefuWzZq4bU 「聴く力」はコミュニケーションで生きる 書かれた言葉を“音で読む”速さに注目 視覚障害者の中には、音声読み上げの速度を通常より2.6倍速く設定しても理解できる人がいるという報告もあります。 これは、聴く力の高さが情報処理速度にも及ぶ例です。 https://youtube.com/shorts/ucLrGoT7Qyg?si=drY6clK_RkZj-PIs 見えない世界と世界をつなぐ感性 『視界良好2』の著者・河野泰弘氏は、「それぞれの“目”を合わせれば、見えは進化するかもしれない」と述べています。 視覚の制約を、異なる感覚で補い合う可能性と捉える視点は、共生社会の方向性を指しているといえます。 参考リンク:見る力と聞く力:人と世界を共有する道筋 視覚障害者としての一歩としての“聴く力”の発見 noteで視覚障害当事者が綴る文章では、自身の苦手に感じていた「見えづらさ」が「聴く力」という武器に変わった経験が語られています。 自分の中に眠る強みに気づくヒントにもなる言葉です。 参考リンク:見えづらさが教えてくれた、「聴く力」という強み 聴く力が拓く新しい可能性 音があれば楽しめるエンタメも広がる アメリカでは「Auditory Uta-Karuta」といった、音声でゲーム情報を伝えるよう工夫された視覚障害者向けのゲームが生まれています。 共に遊びを楽しむ文化も広がっていることは明るいニュースですね。 https://www.youtube.com/watch?v=PhW4v1kFwSU 見えなくても伝承できる芸・文化の魅力 盲目の女流歌手・広沢理恵子さんは、視覚によらず伝承されてきた盲人伝統の「行脚芸能」を今に継承してきました。 聴覚や記憶、感受性の力で歴史をつなぐ姿が、多くの人の共感を呼んでいます。 参考リンク:ガーディアン おわりに:聴く生活が豊かにする“つながり” 視覚障害者ゆえに研ぎ澄まされる「聴く力」は、単なる代替ではなく、豊かなコミュニケーションの源泉です。 音を通じて世界を読み、人とつながり、文化を受け継ぐ――視覚に頼らない“聴く世界”だからこそ見える豊かさがあります。 この記事が、聴くことの力を見直すきっかけになればうれしいです。
  • 精神障がい
  • 身体障がい
  • 発達障がい
  • 知的障がい
  • コミュニケーション

介助者との意思疎通を円滑にするアサーションとは

介助を受けながら生活していると、「本当はこうしてほしい」「でも言いにくい」と感じる場面は少なくありません。 逆に介助者の立場でも、「どうサポートするのが良いのか分からない」「遠慮されているのでは」と悩むことがあります。 そんなとき役立つのが「アサーション」というコミュニケーションの方法です。 この記事では、介助者と当事者がお互いに尊重し合い、よりよい関係を築くためのコツを紹介します。 アサーションとは?介助関係に活かせる考え方 自分も相手も大切にするコミュニケーション アサーションとは、「自分の気持ちや考えを大切にしながら、相手も尊重して伝える方法」です。 単に自己主張するのではなく、お互いが気持ちよくやりとりできることを目指します。 攻撃的でも受け身でもない「真ん中」 ・攻撃的な伝え方…相手を傷つけてでも自分の主張を通す・受け身な伝え方…相手を優先しすぎて自分を押し殺す・アサーティブな伝え方…自分も相手も尊重する 介助関係は、相手への思いやりが強すぎて「受け身」になりがちですが、アサーションを意識するとバランスがとりやすくなります。 介助をお願いするときのアサーションの実践法 「事実・気持ち・提案」をセットで伝える アサーションでは、「事実」「自分の気持ち」「どうしてほしいか」をセットで伝えるとスムーズです。 例)「車椅子を押していただくときに少しスピードが速くて怖かったです。もう少しゆっくり進んでもらえると安心できます。」 これは相手を責めずに、自分の感じたことと希望を伝える方法です。 感謝を添えて伝える お願いや修正をするとき、「いつも助けてもらってありがたいです」と感謝を言葉に添えると、お互いに前向きな気持ちになれます。 小さなことから練習する 「今日は右側に座ってくれると嬉しい」など、小さなお願いから伝えていくと、アサーションに慣れていけます。 介助を受ける側・する側の両方に大切な視点 受ける側に大切なこと ・「頼む=迷惑」ではなく「頼む=関係を築く一歩」と考える・不安や遠慮をため込まず、少しずつ表現する・自分の希望を伝えることで、相手も安心して介助できる 介助する側に大切なこと ・「何でもやってあげる」ではなく「どうしたいかを聞く」姿勢を持つ・相手の選択や意思を尊重することが信頼につながる・「ありがとう」を受けとめ、自分も無理をしすぎない 共通して意識したいこと 「お互いに支え合っている」という対等な感覚です。介助は一方的なものではなく、信頼と感謝で成り立つ関係性です。 アサーションを学べる実践的なリソース アサーションは本や講座、動画などで具体的に学ぶことができます。 実際の会話例や実践方法を知ると理解が深まります。 アサーショントレーニングの方法(スマカン) 書籍『改訂版 アサーション・トレーニング』平木典子著 【要約】夫婦・カップルのためのアサーション: 自分もパートナーも大切にする自己表現 【野末武義】(Youtube) これらを参考にしながら、日常の介助場面で少しずつ実践してみると効果を感じやすいでしょう。 まとめ 介助者との関係は、ただの「助ける側」と「助けられる側」ではなく、対等なパートナーシップとして築いていけるものです。 アサーションを活用すれば、本音を伝えやすくなり、信頼や安心感が深まります。小さな一歩から始めることで、お互いにストレスを減らし、より心地よい介助関係を育むことができます。 「言いにくい」と感じたときこそ、アサーションの出番です。勇気を持って伝えることで、介助の時間がただのサポートではなく「一緒に生きるための大切な時間」に変わっていくでしょう。
  • 精神障がい
  • 発達障がい

“休む勇気”心と体を大切にする無理しない生き方

はじめに:「休む勇気」がもたらす、大きな安らぎ 「まだ頑張れる」「他の人に迷惑をかけたくない」──そんな思いから、自分を追い込みすぎてしまうことはありませんか?でも、必要な時にきちんと立ち止まる“休む勇気”は、心身の余裕と人生の質を高める大切な力です。 この記事では、「休む勇気がもたらす心のゆとり」を当事者や専門家の言葉を交えて探っていきます。 休むことへの罪悪感、どう乗り越える? 「休むことはサボりではない」と自分に言い聞かせる 身体を休めないと調子が戻らないことは科学でも明らかになっています。だからこそ、「休むこと=悪」ではなく、「次へのステップ」としての大切なプロセスと捉えましょう。 休む勇気を持って自分を大切にする 心療内科医・鈴木裕介先生も語るように、適切な休息は心身の回復につながる重要な習慣です。焦らず自分に優しく接することが、幸せへの第一歩になります。 参考リンク:専門家が明かす「本当の休み方」。最高のパフォーマンスを引き出す "休養活動" とは? 具体的な「休む勇気」の持ち方と実践方法 小さな休息から始める習慣 1日たった5分、「何もしない時間」を意図的に確保するだけでも、自律神経が整い、心がゆっくり本来のリズムを取り戻します。 感謝日記でポジティブを積み重ねる 感謝日記には「今日はこんなことで救われた」という小さな喜びを意識する力があります。それが日々の幸福度アップにつながることが研究でも指摘されています。 参考動画 https://youtu.be/gAHXHNI0g7c?si=dLh7DXGYc5LU36Xd 休むことが育む、心のゆとりと他者への優しさ 心に余裕が生む笑顔とつながりのやさしさ ある保育者の体験では、「今日はただ子どもたちと楽しもう」と決めた瞬間から、子どもたちの自主性が自然に引き出されたといいます。自分を解放することが、周囲にも良い影響をもたらすのです。 単なる休息ではなく、“質の回復”が鍵 心療内科医の視点では、深呼吸や自然に触れるなど、心をリセットする工夫が回復力の向上につながるとされています。 参考動画 https://youtu.be/AgtG7fcalVM?si=Vblsj5MTN-zZDGLT 休む勇気が形になった先にあるもの 原貫太さんが語る、罪悪感を超える勇気 適応障害の経験から得た学びとして、「身体が限界を感じたら休むことは恥ずかしいことではなく、むしろ自己防衛である」という深い気づきを得た原貫太さんの体験は、多くの共感を呼びました。 参考リンク:原貫太のブログ 休息が創意・信頼・幸福を生む 休むことで、心に余裕が生まれ、クリエイティブな発想や気遣いが自然とできるようになります。また、周囲からも「頼れる存在」として信頼されるようになります。 まとめ:「休む勇気」は自分を幸せにする選択 休むことは決して怠けではなく、人生を豊かにする力です。 深呼吸や感謝日記など、小さな習慣から心にゆとりをつくりましょう。 自分を大切にすることが、結果として他者にも優しく接することにつながります。 自分との向き合い方を少し変えるだけで、心の余裕と日常の喜びが増えていきます。 「休みたい」が「休んでいい」に変わる瞬間を、あなたの人生にぜひ迎えてください。 関連リンク・参考記事 「休む勇気があなたを守る|休むことに罪悪感を抱いてしまう方へ」https://www.kokoro-odayaka.jp/f-post/25623/ 「休む勇気は必要なのか!」(Life Changeプロデューサー・斉藤敏行氏)https://note.com/toshi_saito/n/n3e77ad15808f 「心を休めることの大切さとは?効果的な5つの方法」https://note.com/sakurajpau/n/n8257d87c056b 「休む勇気:立ち止まることも仕事のうち…」https://ameblo.jp/imasami72/entry-12923509664.html 「心身を回復させる本当の休み方とは?心療内科医が教える」https://yoi.shueisha.co.jp/body/mentalhealth/9737/
  • 子育て
  • 家族
  • 身体障がい

身体障がい × 子育て|少し楽になる工夫とおすすめアイテム

はじめに:“できない”より“できる”工夫を 身体障がいがありながら子育てをする方は、日々の育児で「こんな工夫があったら楽なのに」「快適に過ごせるアイテムがあったら」と感じる瞬間が多いはずです。 この記事では、そうした親御さんの声に寄り添い、「育児を少し楽にする工夫」と「障がい特性に配慮したアイテム」をたっぷり紹介します。 子育てのヒントを探している方にぜひお読みいただきたい内容です。 身体障がいがある親だからこその工夫とアイディア 環境的な工夫 身体の制約を補うため、家具の高さや配置を見直すことが有効です。 低めの家具や滑りにくい床材に変更するだけで自立支援につながります。 また、子どもの世話がしやすいように、例えばストレッチャーや座位保持椅子を活用するなど、物理的な融通が育児の負担を減らします。 参考リンク:バリアフリーのための家具や設備、家具をもっとインクルーシブに。障がい者の日常を変えるイケアのプロジェクト「ThisAbles」 役割分担の工夫 たとえば入浴や着替えといった動作の多い場面は、可能であればパートナーや家族、支援者に協力を求め、動画や写真を示して意思伝達をスムーズにすると安心です。 無理せず「できるところだけ」やるスタイルを意識しましょう。 参考動画   https://youtu.be/KuQ6LpKS-5c?si=zlw9bb20ws3aV7by 子育てを支えるアイテムのご紹介 授乳や抱っこを助けるグッズ チェストハーネス型の抱っこひもは、腕への負担を軽減し、片手しか使えない状況でも赤ちゃんを安全に抱けるアイテムとして人気です。 また、授乳用スリングやクッションも、体の負担を和らげます。 参考リンク:『あってよかった!』出産直後に活躍した意外なグッズ 日々の世話や移動をサポートする道具 回転式チャイルドシート:車への乗り降りが自力では難しい場合でも、安全に対応できます。 ベッドや車椅子に適した折りたたみチェア・移乗補助具:小さなスペースで物理的な支えがあると、子どもの移動がラクに。 知識共有と支え合いのネットワークも大切 親同士のコミュニティ、オンラインフォーラム、SNSグループで情報を共有することで、自分に合ったアイテムや工夫が見つかります。 特に障がいを持ちながら子育てする親ならではの「リアルな工夫」が集まりやすく、励みになります。 参考リンク:仲間として支援者として自分らしい子育てを目指して~障害のあるパパママコミュニティ「S・I・O・N(すくすく生きる親の仲間)」立ち上げへの思い~ まとめ:“安心”が生まれる子育ての工夫 日常環境の工夫:家具配置や補助具で動作をラクに 育児アイテムの活用:抱っこひも・回転座席・手作りグッズなど つながる・支え合う:同じ境遇の親たちの知恵と情報から学ぶ 身体障がいを持つ親御さんにとって子育ては時に挑戦ですが、少しの工夫と適切なアイテム、そして仲間の支えがその重さを軽くしてくれます。あなたの育児のヒントになれば嬉しいです。
  • 美容
  • 精神障がい
  • 身体障がい
  • 発達障がい
  • 感覚過敏

美容室が怖い!障がいがあっても安心して髪を切りたい日の工夫

「髪を切りたいけど、美容室が怖い」──そんな気持ちを抱いたことはありませんか?特に、身体障がいや発達障がい、感覚過敏などがある人にとって、美容室はハードルの高い場所になりがちです。 ・車椅子で入れるか不安・カット中にじっと座っていられるか心配・シャンプーの水やドライヤーの音が苦手・美容師さんとの会話がストレスになる こうした不安が重なると、「もう髪を切らなくてもいいか」と思ってしまう人も少なくありません。しかし、髪は日々伸びていきますし、身だしなみや気持ちを整えるためにも、定期的なヘアケアは大切です。 この記事では、障がいを持つ方が「美容室が怖い」と感じる理由を整理し、その不安を和らげる工夫や、安心して通える方法をまとめました。 美容室が怖いと感じる障害当事者のリアルな理由 車椅子ユーザーの不安 店内に段差があって入れないのでは? シャンプー台に移乗できるか不安 トイレがバリアフリーでないと困る 発達障害や感覚過敏の人の不安 シャンプーの水しぶきが苦手 ドライヤーの大きな音がつらい 香料や薬剤のにおいに耐えられない 知らない人との長い会話がストレス 聴覚・視覚障害の人の不安 美容師との意思疎通が難しい マスク越しの会話で口の動きが読めない 仕上がりイメージをどう伝えればいいかわからない このように、「美容室が怖い」背景には、障がい特有の不安が重なっていることが多いのです。 安心して美容室に行くための工夫 1. 事前に情報を集める バリアフリー対応美容室を探す「福祉美容」「バリアフリー美容室」と検索し、出てきた美容室に問い合わせたり、「Wheelog!」などでバリアフリー対応か確認する。 口コミを調べる「〇〇市 美容室 バリアフリー」などで検索すると、当事者の声が見つかることも。 支援者や仲間から情報をもらう当事者コミュニティやSNSで体験談を探す。 2. 美容師さんに配慮をお願いする 「大きな音が苦手なので、ドライヤーは弱風でお願いします」 「長時間座っていられないので、休憩を入れてください」 「会話が苦手なので、必要なことだけ伝えてほしいです」 事前に電話やLINEで相談しておくと安心です。 3. 自分で準備できる工夫 耳栓やノイズキャンセリングイヤホンを持参(ドライヤーの音対策) タオルや膝掛けを持参(感覚過敏の場合) 写真を見せてオーダー(言葉で伝えるのが難しい人におすすめ) 美容室が難しいときの代替手段 出張美容サービスを利用する 訪問美容は、障害や高齢の方が利用しやすいサービスです。参考リンク:Kami Bito セルフカットや家族にお願いする 前髪だけセルフカット 家族にバリカンで整えてもらう YouTube動画でセルフカットのやり方を学ぶ https://youtu.be/0V9l3yIE-QA?si=t6fyM_uaY-p1ISrx https://youtu.be/I_sp190csys?si=6bEh10l5maRO-YBO まとめ 美容室が怖いと感じるのは、障がいを持つ方にとって自然なことです。大切なのは「行けないから無理」と諦めるのではなく、自分に合った工夫を取り入れること。 事前に情報を調べる 美容師さんに配慮をお願いする 出張美容やセルフカットを取り入れる 髪を整えることは、見た目のためだけでなく「心を整える時間」にもなります。自分らしい方法で、少しずつ「美容室の怖さ」を和らげていきましょう。
  • 災害
  • 情報
  • 身体障がい

災害時に備える!身体障がい者のための避難グッズと心構え

はじめに:なぜ身体障がい者の備えが重要なのか 災害時には、多くの人が避難をする中で、身体に障がいがある人には特有の困難が生じることがあります。 車椅子、歩行補助具、日常的な介助や薬が必要な方々が、うまく避難できないケースも少なくありません。 自助・共助の視点を持ち、できる限りの準備を整えておくことが災害時の安心と安全につながります。 まず押さえておきたい基本情報 災害時に直面する課題とは? 身体に障がいがある人は、段差や狭い避難路、混雑した場面での移動が困難になります。 情報を得にくい場合もあり、また支援が得られにくい環境も課題です。 さらに、災害直後の安否確認や給水、避難環境への不安なども当事者の声として多く上がっています。 災害対策は日頃からの積み重ねが肝心 災害への備えは、いざというときに慌てないための「日常的な習慣」が重要です。 非常持ち出し袋の中身の見直し、避難経路の確認、避難場所の選定などを定期的に行いましょう。 障がい特性に応じた避難グッズ選びのコツ 車椅子や歩行困難のある方へ 車椅子のバッテリーや替えタイヤ、軽量レインコート、防寒用アルミブランケット、携帯しやすい非常食や飲料水も準備しておきましょう。 また、懐中電灯やモバイルバッテリーなどの電源確保グッズもあると安心です。 聴覚に頼らない通知手段を備える 災害放送やサイレンが聞こえない状況に備え、振動アラーム、光フラッシュ型通知器、災害用メッセージボードなどを用意しておくと安心です。 避難バッグ(非常持ち出し袋)の中身を見直す 一般的な非常持ち出し袋に加え、身体障がい者の方が必ず準備しておきたいアイテムをまとめました。 ヘルプカード:障がいの特性や医療情報、お願い事項を書いた補助カード 常用薬と予備の処方一覧:最低3日分、なるべく個別包装に 介護・排泄用品:紙おむつ、携帯トイレなど 補聴器用電池・白杖・補助具の予備部品など 筆談ボード・簡易ラベルカード:意思の伝達手段として こうしたアイテムがあらかじめ整っていることで、避難所でも心と体の負担が軽減されます。 地域連携と共助の力を活かす 地元自治体の「福祉避難所」の情報を把握 災害時、通常の避難所とは異なる支援がある「福祉避難所」の設置場所や対応内容を把握しておきましょう。 ご近所同士の繋がりを日常から構築 緊急時に助け合えるのは、ご近所や日頃のコミュニティです。 「いつも通り」が乱れたとき、顔の見える関係が大きな力になります。 まとめ:自分に合った「備え」で自助と共助をつなぐ安心を 身体障がい者の災害備えは、自助と地域共助のバランスがカギになります。 “どこに何があるか”を整理し、必要なグッズを自分仕様にカスタマイズすることで、いざという時に自らと周囲を守る力になります。 「備え」があなたと周囲の安心をつくる第一歩です。毎日の備えを、少しずつでも進めていきましょう。 参考リンク 障がい者の防災対策~備え・もちもの・緊急時の対応~(実用的なチェックリスト付き)みんなの障がい 身体障がい者向け防災グッズ特集(移動や連絡に配慮したアイテム紹介)bowsai.net 聴覚に頼らない防災グッズ7選(音以外の情報手段を紹介)みんなの障がい 発達・知的障がい者の防災対策(感覚過敏やコミュニケーション配慮)bowsai.net

社会参加しよう!障がい者向けボランティア体験

はじめに:ボランティアがつくる参加とつながりの輪 障がいがあっても、人と関わり、役に立つ実感や社会参加の意義を得られる機会があります。ボランティア体験はそれを支える有効な手段です。 この記事では、障がいのある方々が経験できるボランティア活動やその効果、気軽に参加できる方法をまとめています。 ボランティアで広がる小さな共生の場 見えなくてもできる案内サポート(視覚障がい) 日本ライトハウスでは、視覚障がい者を対象にしたパートナー型ボランティアを募集しており、一緒に外出することで「移動の自由」を支援できます。 初心者でも研修があり安心して参加できる構造も魅力です。 参考リンク:社会福祉法人 日本ライトハウス 障がい者施設での日常サポート(知的障がい) 東京都府中市の府中ボランティアセンターでは、様々なボランティアを受け入れています。 手作業や外出同行などがあり、初心者やシニアの参加も可能です。 参考リンク:東京都府中市 社会福祉法人 社会福祉協議会 オリンピック・パラリンピックでのボランティア体験 視覚障がい者も大会ボランティアに 東京2020大会では視覚障がいを持つ方もField Cast(大会公式ボランティア)として活躍しました。 「大会の一員」として参加できた体験は、社会参加への自信とつながりを生みました。 共に支え合う体験が共生を育む 障がいのある人と一緒にチーム活動をすることで、互いのニーズや配慮を自然に学び合う環境をつくれます。 多様性とインクルージョンの実現を促進する貴重な場です。 ボランティア参加で得られるものとは? 自己肯定感・社会性が育てられる 参加を通じて役割を持ち、仲間と関わることで「自分も社会の一員である」と実感でき、自己肯定感が高まります。 社会参加支援の重要性にもつながる実例があります。 参考リンク:一般社団法人 エンジョイライフ “できる”を実感する自己価値の再発見 「ありがとう」が返ってくる実感や、誰かの役に立てた感覚は、自分自身の価値や可能性を実感させてくれます。 小さな成功体験を積める場としても有効です。 参考リンク:障害を持つ方向け就職支援〜Salad〜|障害者がボランティア活動で得られるメリットは? 参加までの流れとポイント まずは身近な施設に相談 気になる活動先の公式サイトや市の福祉窓口から、ボランティア募集情報を探してみましょう。見学や体験参加が可能な施設も多くあります。 無理せず自分のスタイルに合わせて 週1回だけ、1時間だけ、という方法でも参加可能な活動が増えています。まずは“無理のない関わり”から始めてみましょう。 安心して参加するために研修・交流機会を活用 施設によっては参加前に研修があり、必要な知識を得られます。参加者同士の交流もあり、新たなつながりとして広がる可能性があります。 まとめ:ボランティアでつくる小さな社会参加の輪 障がいがあっても「人と関わる」「役に立つ」という体験を通じて、自分の存在意義を感じることができます。 ボランティア活動は社会とのつながりを築く第一歩です。あなたらしいかかわり方で、ぜひ一歩を踏み出してみませんか? 凸凹村では月1回群馬県で募金ボランティア活動を行っています! 初めて参加の方にも楽しく気軽にご参加頂けるボランティア活動ですので、ぜひお気軽に参加してみてください✨
  • ゲーム

初心者大歓迎!凸凹村 抽選券つきお楽しみゲーム大会 開催決定!

ぷよテト2で盛り上がろう!参加者全員に“抽選券”プレゼント! 障がいを持つ当事者が安心してつながれるコミュニティ「凸凹村(でこぼこむら)」では、2025年9月13日(土)に、初心者でも楽しめるオンラインゲーム大会を開催します! 今回のゲームは、直感的に遊べる人気ゲーム『ぷよぷよテトリス2(ぷよてと2)』パズルが苦手でも、みんなでわいわい楽しめます! また、本大会はただのゲーム大会ではありません。なんと参加者全員に、ギフト券などが当たる「抽選券」をプレゼント! 抽選券は12月に開催予定の抽選会で利用可能。参加するほどチャンスが増える、継続型の「凸凹村お楽しみ企画」として実施していきます! 大会概要 タイトル:初心者歓迎!凸凹村 抽選券つきお楽しみゲーム大会開催日時:2025年9月13日(土)13:00スタート※Youtubeにて配信参加人数:最大20名(先着順)対象ゲーム:ぷよぷよテトリス2(Nintendo Switch版)参加費用:無料 ※凸凹村メンバー限定凸凹村に参加後、応募ページより応募ください凸凹村入村はこちら(10円から入村可能)参加特典:ギフト券などが当たる「抽選券」プレゼント応募方法:応募ページから事前申し込み(※受付締切:9月6日)受付締め切り後、大会専用Discordサーバーにご参加いただく予定です こんな方におすすめ! ゲームは好きだけど、対戦大会に出るのは初めて… ゆるく楽しく参加できるイベントを探している 障がい当事者同士でつながりたい プレゼントが当たる企画にワクワクする! 抽選券について 抽選券は凸凹村で不定期に開催される「プレゼント抽選会」で使用できます!(12月開催予定) ギフト券や限定グッズ、次回イベントの優先参加権など、今後も特典を拡充予定です。 大会に出るだけでもらえる“うれしいチャンス”をお見逃しなく! 今後の展開 このゲーム大会は今後も定期的に実施予定。(次回12月開催予定)回を重ねるごとに、異なるゲームタイトルやコラボイベントも企画中です。 「また出たい!」と思ってもらえるような、やさしく楽しい大会を目指します。 主催:凸凹村(でこぼこむら) 障がいのある方たちの居場所づくりと、情報交換・交流・課題解決の場の提供を目的としたオンラインコミュニティです。現在、村民募集中! 📩お問い合わせ 凸凹村運営事務局Mail:dekobokomurakoushiki@gmail.com公式サイト:https://dekobokomura.net
  • 情報
  • 精神障がい
  • 身体障がい
  • 発達障がい
  • 知的障がい
  • 仕事

支援される側から、支援する側へ。経験を力に変えた人のストーリー

はじめに:「救われた経験」が誰かを支える力に変わる 人生には支援を受ける時期もあれば、誰かを支える側に立つ時期もあります。 特に精神障害当事者や身体障害者などが「支援する側」へ転じる場合"同じ経験を乗り越えた人だからこそ伝えられる言葉"が、多くの人に力を与えます。 この記事では、当事者から支援者へ歩んだ具体的な事例や制度も含め、その力の構造を探ります。 当事者経験から支援者へ:成功事例に学ぶ ピアスタッフとして就労し、支援を広げたケース 精神障害を抱えていたAさんは、就労継続支援B型を経てピアスタッフ職員として採用されました。 その後、当事者会の設立や電話相談センターの運営なども手掛け、経験を基にした支援活動を軸にしています。 参考リンク:堀合 研二郎 氏「精神障害を持つ本人として 同じ境遇の人の助けになりたい」 「ギルドケア」による支援活動スタート 「支援を受ける側」から一歩踏み出し、「保護ではなく機会を与える」を理念に活動するギルドケアでは、多くが元利用者。 社会で孤立しがちな境界知能や発達障害の人々に対して、機会を作ってきた実践が評価されています。 参考リンク:きっかけをつくるギルドケア ピアサポート導入で支援の質向上 就労の場において、当事者経験を持つ支援者(ピアサポーター)の存在により、職場全体に“リカバリーの視点”が浸透し、偏見の減少や支援の質向上に繋がった事例もあります。 参考リンク:障害者職業総合センターNIVR 支援者としての葛藤と学び 当事者経験が諸刃の剣に 当事者だからこそ特有の共感や理解を提供できる一方で、同じ経験でも背景が異なることへの葛藤や、主観の押し付けを自覚するケースもあります。 支援者は、当事者としての経験を活かしながらも、自他の違いをわきまえる必要があるのです。 参考リンク:当事者が支援者になるということ 「内と外」からの理解が支援を深化させる 支援の現場では、定型者(非当事者)と当事者の双方が、「支援する側」「される側」として互いに意見を交わす機会が重要です。 「支援者が理解できない」ものであっても、話し合いを通じて歩み寄りが成されます。 参考リンク:発達支援交流サイト はつけんラボ 制度と仕組みで支援者を応援する仕組み 「ピアサポート体制加算」に見る制度的後押し 精神障害当事者が支援に携われる仕組みとして、障害福祉サービス報酬に「ピアサポート体制加算」が導入され、制度として当事者支援者の位置づけが強固に。 特に50代など同世代の支援者による就労支援も効果を上げています。 参考リンク:場面緘黙症とうつ病日記 リカバリーカレッジなど共に学ぶ教育の場 イギリス発のリカバリーカレッジは、支援者と利用者が対等な「学生」として共に学ぶ場。 当事者と支援者が共創しながら回復を目指す教育モデルは国内でも注目されています。 参考リンク:リカバリーとは医療現場でどのような意味を持つ?種類や支援の方法を解説(医師ジョブblog) 支援される喜びが支援する力に変わる瞬間 共感がもたらす安心とエンパワメント 当事者同士だからこそ生まれる「あなたの気持ちわかる」という理解は、安心感と自尊心を育てる。 そのプロセスそのものが、支援を“受け取る”を超えた共創となります。 参考リンク:当事者の関わり(ピアサポート)について 自分の物語を語ることの力 自身のリカバリーストーリーを話すことで、同じ悩みを抱える人に希望が届く。 語ること自体が“支援者になるプロセス”にもなり得ます。 こうした活動は「リカバリーのバトン」として次につながる力になるのです。 参考リンク:世田谷区ピアサポート活動ワーキンググループ まとめ|支援される「経験」が、人を支える力になる社会へ 「支援される側」から「支援する側」へ。そこには、自分が受けたケアを次の誰かへつなぐ、強い意志とやさしさがあります。 社会において当事者の声や視点が活かされることで、支援はより豊かになり、相互理解と共生が進みます。 あなたのその一歩が、支援する力を育むきっかけになるかもしれません。

みんなの障がいへ掲載希望の⽅

みんなの障がいについて、詳しく知りたい方は、
まずはお気軽に資料請求・ご連絡ください。

施設掲載に関するご案内