図書館

統合失調症

統合失調症とは?

幻覚や妄想という症状が特徴的な、考えや気持ちがまとまらなくなる精神疾患です。つまり、脳内の統合する機能を失調している状態で、慢性の経過をたどりやすく、中には一生付き合っていかなければならないケースもあります。

言語や発達の遅れ、コミュニケーションや対人関係、社会性に問題が見られる「自閉スペクトラム症」(ASD)、集中できない、じっとしていられない、衝動的に行動する注意欠陥・多動性障害(ADHD)、 「読む」「書く」「計算する」といった特定の学習分野を極端に苦手とする「学習障害」(LD)などに分類されます。

統合失調症の特徴

症状は、幻覚や妄想などの「陽性症状」、意欲欠如や社会的引きこもりなどの「陰性症状」、記憶力や注意力、集中力、判断力が低下する「認知機能障害」の大きく3つにわかれます。

原因ははっきりわかっていませんが、脳内で情報を伝える神経伝達物質のバランスが崩れることが影響しているのではないかと考えられていますが、遺伝や環境因子などが複雑に絡み合っています。進学や就職、結婚など人生の節目、何らかの強いストレスを受けたことなどが発症の誘因となることが多いようです。


治療は、まず入院か通院かを選択することになりますが、いずれの場合も薬物療法だけではなく、精神療法やリハビリテーションを組み合わせることで効果が期待できます。


関連情報

みんなの障がいへ掲載希望の⽅

みんなの障がいについて、詳しく知りたい方は、
まずはお気軽に資料請求・ご連絡ください。

施設掲載に関するご案内