こども障がいガイド

TEACCH

TEACCHとは?

TEACCHを日本語に訳すと、「自閉症及び関連するコミュニケーション課題を持つ子どもたちへのケアと教育」という意味で、1960年代からアメリカ・ノースカロライナ州で発展してきた生活支援制度です。
「TEACCHプログラム」はASD(自閉スペクトラム症)の子どもや家族、関係者を対象に実践されている包括的なプログラムで現在、日本でもASDの支援プログラムとして様々な実践が行われています。

TEACCHで生活の質を向上

TEACCHでは、ASDの人の自立行動をサポートし、生活の質(QOL)を高めていくことを目指しています。
プログラムではASDの特性を正しく理解し、それに基づいた教育や支援を研究機関や家族、本人、地域などが一体となって実施します。 例えば、プログラムにおける「構造化」では、ASDの人が混乱を起こさないために「作業や勉強をする場所」「遊ぶ場所」などと場所を分けたり、スケジュールを決めたりと、物理的な環境を整理し状況の理解を促します。 プログラムでは幼児期はもちろん、学校教育が終了した後も居住や就労支援を行うなど、生涯を通してASDの人々が地域の中で有意義に暮らせるよう配慮されています。


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