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2025.08.01

障がい別おすすめスマホアプリ

はじめに:現代のスマホが支援ツールになる時代

スマホアプリは、様々な障がいを持つ方の生活を支える強力な味方です。

視覚・聴覚・コミュニケーション・移動などの困りごとを、スマホひとつで軽減できるアプリが増えています。

ここでは、視覚障がい、聴覚障がい、肢体不自由、発達障がいなど、障がい別に厳選したアプリをご紹介。
実際に使える日本のサービスを中心に、特徴・使い方・導入のヒントをわかりやすくまとめます。

視覚障がいにおすすめのアプリ

Seeing AI|Microsoftが提供する全視覚支援アプリ

「Seeing AI」はスマホのカメラで対象物を撮影すると、文字・人物・物体・色彩・表情などを音声で説明してくれます。日本語対応もしており、印刷物やバーコードを読み取りながらの買い物、知らない人への案内確認など、生活の様々な場面で活用できます。

参考リンク:ケータイWatch

Eye Navi|日本発の歩行支援アプリ

東京都立大学と共同開発した「Eye Navi」は、歩行中の障害物や信号、点字ブロックなどをリアルタイムで音声案内します。

道案内機能に加えて、障害物検出や地図ロギングまで備えており、外出時の安心感を高めます。

参考リンク:視覚障がい者歩行支援アプリ Eye Navi アイナビ

聴覚障がいに役立つアプリ

UDトーク|リアルタイム音声→字幕表示

聴覚障がい者との会話や講演などを、音声を認識して即座に字幕表示できるアプリ。

多言語字幕も可能なので、訪日外国人との交流にも便利です。

対応端末の複数共有や音声翻訳機能もあり、コミュニケーションの幅が広がります。

参考リンク:UDトーク

こえとら|会話を支援する文字と音声の変換

「こえとら」は、音声を文字に変換したり、文字を音声で読み上げたりできるコミュニケーション支援アプリ。

健聴者との対話を支援し、対面でもスムーズなやり取りが可能です。

無償提供・iOS/Android両対応なのも嬉しい点です。

参考リンク:こえとら

肢体不自由や移動の支援アプリ

ミライロID|障害者手帳をスマホで提示

全国4,000以上の施設で使えるデジタル障害者手帳アプリ

手帳の携帯・提示が不要になり、電子クーポンの提供や割引案内などのライフサポート機能も備えています。

参考リンク:みらいID

WheeLog!|車いす利用者のためのバリアフリーマップ

車いすユーザーが投稿するバリアフリー施設のレビューやルート情報が地図上で共有できます。投稿されたルート情報は緯度・経度や傾斜なども記録されており、事前に移動計画を立てるのにも役立ちます。

参考リンク:WheeLog!

GPSナビ(GoogleMapなど)|視覚障がいや車いすユーザー向け

オープンソースの地図データを使い、音声による屋内外のナビゲーションを提供するGoogleMapのようなアプリは、駅や商業施設での移動をサポートします。

参考リンク:GoogleMap

発達障がいやコミュニケーション支援

ヘルスチェッカー

発達障がいや精神の体調を記録・管理できるアプリです。

気分や体調の変化をグラフ化し、医療機関や支援者とも共有できる点が特徴で、自己理解と支援連携の土台をつくります。

参考リンク:アスピック

Voice4u

言葉の代わりに「アイコンや絵カード」を選択することで、テキストや音声で伝えられるコミュニケーションアプリ。

思考を伝える手段として、自発的な意思表示が可能になるサポートツールです。

参考リンク:Voice4u

汎用支援アプリ&最新アクセシビリティ機能

Voice Access|声だけでAndroid操作

Googleが提供する音声操作アプリで、スマホ操作を言葉だけで完結できる支援ツール。

手が不自由な方や発語を使いたくない場面でも電話や検索などが可能です。

参考リンク:Voice Access

Be My Eyes/Be My AI|視覚支援のグローバルボランティアアプリ

世界中の視覚障がい者が体験をシェアできるコミュニティ型アプリ。

ライブ映像でボランティアに物を見せたり、AIが説明してくれたりと、多彩な支援が可能です。
日本国内でも利用者が増えています。

参考リンク:Be My Eyes

利用時のチェックポイント

自分の障がい・目的に応じたアプリを選ぶ

それぞれの障がいに合うアプリが多数あります。

まずは自分の困りごとや周囲のサポート環境を検討し、それに合ったものを選びましょう。

プライバシー・セキュリティに配慮

位置情報や個人情報を扱うアプリが多いため、利用前にはプライバシーポリシーを確認し、安全性を確保してから活用してください。

日常生活の一部として気軽に使う

すべてを一度に導入するより、ひとつずつ試して生活の一部にすることで、より継続的な利用が期待できます。

困りごとを軽減しながら、新しい生活の可能性を広げていきましょう。

まとめ:スマホアプリがもたらす「自由で安心な日常」

障がいに関する困りごとを、スマホアプリが解消してくれる時代になりました。視覚障がい、聴覚障がい、発話・移動・発達など、それぞれに適した支援ツールを活用することで、日常の自由度がグッと上がります。まずは自分に合うアプリを探し、気軽に使ってみることから始めましょう。あなたの生活がもっと快適に、もっと自由になりますように。

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