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2025.11.19

かんたん・時短・みんなで楽しめる片手でできるクリスマス料理&スイーツ

クリスマスが近づくと、キラキラした料理や甘いスイーツの写真を見て「作ってみたい!」と感じる方も多いかもしれません。
しかし、片手が使いにくい、握力が弱い、細かな作業が難しい…そういった身体の特性を持つ人にとって、料理はハードルが高く感じられがちです。

でも実は、
片手でもつくれるクリスマス料理はたくさんあります。

市販品を活用したり、便利な補助グッズを使ったり、工程を工夫するだけで、“クリスマスらしさ満点の料理” は誰でも楽しめます。

この記事では、

  • 片手でできる簡単クリスマス料理
  • 市販品をアレンジするだけのレシピ
  • 便利な調理グッズの紹介
  • 家族や子どもと一緒につくるための工夫
    を、分かりやすいステップで紹介します。

片手でできる簡単クリスマス料理アイデア

レンジでできる“ほったらかし”ローストチキン

オーブンで本格ローストチキン…は大変ですが、片手調理なら 電子レンジが最強です。

●作り方のポイント

  • 鶏肉はフォークでところどころに穴をあける
  • チャック付き保存袋に鶏肉としょうゆ・砂糖・酒・にんにくなどを入れ30分漬ける
  • 30分漬けたものを耐熱皿に出し、ラップをする
  • レンジ600Wで約15〜20分加熱する

袋に材料を入れるだけなので、包丁もフライパンも不要。
レンジに入れる前に「袋から皿へスライドするだけ」なので盛り付けも不要。

●参考リンク

キリンレシピノート「レンジでふっくらローストチキン」

切らない・混ぜるだけクリスマスサラダ

サラダを作りたいときは「切らない」が最強。

●おすすめ食材

  • ミニトマト(洗うだけ)
  • ベビーリーフ(袋から出すだけ)
  • カットサラダ(開封して盛るだけ)
  • サラダチキン(片手で裂いてトッピング)

赤(トマト)+緑(ベビーリーフ)を合わせると、自然とクリスマスカラーになります。

●ワンポイント

盛り付けをリース型にするだけで一気に“映え”。
片手で丸く形作るなら、大きめの皿に外周にそって食材を置くだけでOK。

参考リンク:COOKPAD「クリスマスにぴったり❗️サラダのリース」

片手で作れるポテトグラタン

グラタンもレンジとトースターでクリスマスらしく仕上がります。

●作り方

  • 玉ねぎと鶏もも肉を適当に切る
  • 全ての材料と小麦粉・牛乳・バターなどを入れて混ぜる(2回)
  • チーズを乗せてトースターで焼く

全て“上からかけるだけ”で完成します。
片手で扱いやすい冷凍ポテトは、洗う・切るが不要でとても優秀です。

●参考リンク

フーディストノート「世界一簡単!レンチンして焼くだけ「マカロニグラタン」レシピ

市販品を使った“アレンジするだけ”クリスマスレシピ

市販ロールケーキで“簡単ブッシュドノエル”

工程を少なくするため、市販のロールケーキをそのままデコレーションします。

●手順

  • ロールケーキを皿に乗せる
  • ホイップクリームを自由に絞る
  • 粉砂糖で雪を演出したり、好きなお菓子で飾り付け
  • 100円ショップのクリスマスピックを刺してもOK

これだけでクリスマスケーキが完成。
火も包丁も使いません。

●参考動画

COOKPAD「クリスマスに♡簡単可愛いブッシュドノエル」

カット済み食材でつくる“手巻き寿司クリスマス”

包丁不要のアレンジ。
カット済みの刺身セット・卵焼き・きゅうりスティック・ツナ缶を並べるだけ。

●ポイント

  • 手巻き寿司は「置いて包むだけ」なので片手でも参加しやすい
  • 家族と作業がシェアしやすく、子どもも喜ぶ
  • 赤・黄・緑と色が華やかでクリスマス感が出る

●参考リンク

片手でも料理は作れる「手巻き寿司は片手で作れる」

クリスマスカラーの“簡単パフェ”

市販プリン・ヨーグルト・いちご・グラノーラを「重ねるだけ」

●片手で盛り付けやすいポイント

  • コップ型容器を使う
  • 食材は入れるだけ、乗せるだけ
  • トッピングも市販の物でOK!

少ない動作で華やかに見えるので、パーティにとてもオススメです。
自分が食べたいフルーツやお菓子を自由に入れてみましょう!

●参考リンク

COOKPAD「子供と手作りパフェ。簡単です」

片手調理を助ける便利グッズ紹介

使いやすいまな板&固定補助グッズ

片手調理で一番危険でハードルに感じるのは「切る工程」。
できれば「切らないレシピ」を選ぶのが安全ですが、それでも必要な場合は補助具が役立ちます。

●おすすめグッズ

片手でも扱いやすい調理器具

  • 電子レンジ調理器(パスタ・煮物・蒸し料理)
  • ワンプッシュで開けられる調味料容器
  • 片手で押さえて使うハサミ型スライサー

これらは、負担を減らすだけでなく、料理の楽しさも増してくれます。

家族と一緒に使いたいアイテム

  • トング
  • 大きめスプーン
  • 食材を浅く入れられるバット

片手で食材をつまんだり動かしやすい道具は、家族と一緒に調理する際にもとても便利です。

家族や子どもと一緒につくるクリスマス料理のコツ

役割分担のアイデア

料理を「全て1人でやる」のではなく、
“得意な部分だけ参加する” ほうが負担が少なく楽しめます。

例:

  • 食材を皿に並べるのはあなた
  • 包装を開けるのは家族
  • 盛り付けは子ども担当

こうすることで、片手でも「自分が作った」という満足感につながります。

共同作業を楽しくする工夫

  • クリスマスソングを流す
  • 調理工程を写真に撮る
  • 「これ美味しいね!」と声を掛け合う

料理は“コミュニケーションの時間”。
できた料理以上に、“一緒に過ごした時間” が宝物になります。

無理しない・疲れないためのポイント

片手調理では、姿勢と疲労がたまりやすいので

  • 座って作業する
  • 調理時間を短めにする
  • 重たいものは持たない
  • 軍手などで滑り防止

を意識しましょう。

まとめ:片手でも、クリスマス料理は十分楽しめる

クリスマス料理は「華やかで大変そう」というイメージがありますが、片手調理でもできる方法はたくさんあります。

  • 切らない
  • 火を使わない
  • 市販品で代用
  • 家族と分担する

そんな工夫を取り入れるだけで、「自分にもできた!」という達成感と、温かい食卓が生まれます。

今年はぜひあなたらしいクリスマス料理をつくって、
食べる時間だけでなく“つくる時間”も楽しんでください。

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