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かんたん・時短・みんなで楽しめる片手でできるクリスマス料理&スイーツ

クリスマスが近づくと、キラキラした料理や甘いスイーツの写真を見て「作ってみたい!」と感じる方も多いかもしれません。
しかし、片手が使いにくい、握力が弱い、細かな作業が難しい…そういった身体の特性を持つ人にとって、料理はハードルが高く感じられがちです。
でも実は、
片手でもつくれるクリスマス料理はたくさんあります。
市販品を活用したり、便利な補助グッズを使ったり、工程を工夫するだけで、“クリスマスらしさ満点の料理” は誰でも楽しめます。
この記事では、
- 片手でできる簡単クリスマス料理
- 市販品をアレンジするだけのレシピ
- 便利な調理グッズの紹介
- 家族や子どもと一緒につくるための工夫
を、分かりやすいステップで紹介します。
片手でできる簡単クリスマス料理アイデア

レンジでできる“ほったらかし”ローストチキン
オーブンで本格ローストチキン…は大変ですが、片手調理なら 電子レンジが最強です。
●作り方のポイント
- 鶏肉はフォークでところどころに穴をあける
- チャック付き保存袋に鶏肉としょうゆ・砂糖・酒・にんにくなどを入れ30分漬ける
- 30分漬けたものを耐熱皿に出し、ラップをする
- レンジ600Wで約15〜20分加熱する
袋に材料を入れるだけなので、包丁もフライパンも不要。
レンジに入れる前に「袋から皿へスライドするだけ」なので盛り付けも不要。
●参考リンク
切らない・混ぜるだけクリスマスサラダ
サラダを作りたいときは「切らない」が最強。
●おすすめ食材
- ミニトマト(洗うだけ)
- ベビーリーフ(袋から出すだけ)
- カットサラダ(開封して盛るだけ)
- サラダチキン(片手で裂いてトッピング)
赤(トマト)+緑(ベビーリーフ)を合わせると、自然とクリスマスカラーになります。
●ワンポイント
盛り付けをリース型にするだけで一気に“映え”。
片手で丸く形作るなら、大きめの皿に外周にそって食材を置くだけでOK。
参考リンク:COOKPAD「クリスマスにぴったり❗️サラダのリース」
片手で作れるポテトグラタン
グラタンもレンジとトースターでクリスマスらしく仕上がります。
●作り方
- 玉ねぎと鶏もも肉を適当に切る
- 全ての材料と小麦粉・牛乳・バターなどを入れて混ぜる(2回)
- チーズを乗せてトースターで焼く
全て“上からかけるだけ”で完成します。
片手で扱いやすい冷凍ポテトは、洗う・切るが不要でとても優秀です。
●参考リンク
フーディストノート「世界一簡単!レンチンして焼くだけ「マカロニグラタン」レシピ
市販品を使った“アレンジするだけ”クリスマスレシピ

市販ロールケーキで“簡単ブッシュドノエル”
工程を少なくするため、市販のロールケーキをそのままデコレーションします。
●手順
- ロールケーキを皿に乗せる
- ホイップクリームを自由に絞る
- 粉砂糖で雪を演出したり、好きなお菓子で飾り付け
- 100円ショップのクリスマスピックを刺してもOK
これだけでクリスマスケーキが完成。
火も包丁も使いません。
●参考動画
カット済み食材でつくる“手巻き寿司クリスマス”
包丁不要のアレンジ。
カット済みの刺身セット・卵焼き・きゅうりスティック・ツナ缶を並べるだけ。
●ポイント
- 手巻き寿司は「置いて包むだけ」なので片手でも参加しやすい
- 家族と作業がシェアしやすく、子どもも喜ぶ
- 赤・黄・緑と色が華やかでクリスマス感が出る
●参考リンク
クリスマスカラーの“簡単パフェ”
市販プリン・ヨーグルト・いちご・グラノーラを「重ねるだけ」。
●片手で盛り付けやすいポイント
- コップ型容器を使う
- 食材は入れるだけ、乗せるだけ
- トッピングも市販の物でOK!
少ない動作で華やかに見えるので、パーティにとてもオススメです。
自分が食べたいフルーツやお菓子を自由に入れてみましょう!
●参考リンク
片手調理を助ける便利グッズ紹介

使いやすいまな板&固定補助グッズ
片手調理で一番危険でハードルに感じるのは「切る工程」。
できれば「切らないレシピ」を選ぶのが安全ですが、それでも必要な場合は補助具が役立ちます。
●おすすめグッズ
- 食材を固定できる「ワンハンド調理板」
- 片手で刻んだり混ぜたりできる「ハンディフードプロセッサー&スライサー」
- 転がりやすい食材を安定させて切れる「まな板」
片手でも扱いやすい調理器具
- 電子レンジ調理器(パスタ・煮物・蒸し料理)
- ワンプッシュで開けられる調味料容器
- 片手で押さえて使うハサミ型スライサー
これらは、負担を減らすだけでなく、料理の楽しさも増してくれます。
家族と一緒に使いたいアイテム
- トング
- 大きめスプーン
- 食材を浅く入れられるバット
片手で食材をつまんだり動かしやすい道具は、家族と一緒に調理する際にもとても便利です。
家族や子どもと一緒につくるクリスマス料理のコツ

役割分担のアイデア
料理を「全て1人でやる」のではなく、
“得意な部分だけ参加する” ほうが負担が少なく楽しめます。
例:
- 食材を皿に並べるのはあなた
- 包装を開けるのは家族
- 盛り付けは子ども担当
こうすることで、片手でも「自分が作った」という満足感につながります。
共同作業を楽しくする工夫
- クリスマスソングを流す
- 調理工程を写真に撮る
- 「これ美味しいね!」と声を掛け合う
料理は“コミュニケーションの時間”。
できた料理以上に、“一緒に過ごした時間” が宝物になります。
無理しない・疲れないためのポイント
片手調理では、姿勢と疲労がたまりやすいので
- 座って作業する
- 調理時間を短めにする
- 重たいものは持たない
- 軍手などで滑り防止
を意識しましょう。
まとめ:片手でも、クリスマス料理は十分楽しめる
クリスマス料理は「華やかで大変そう」というイメージがありますが、片手調理でもできる方法はたくさんあります。
- 切らない
- 火を使わない
- 市販品で代用
- 家族と分担する
そんな工夫を取り入れるだけで、「自分にもできた!」という達成感と、温かい食卓が生まれます。
今年はぜひあなたらしいクリスマス料理をつくって、
食べる時間だけでなく“つくる時間”も楽しんでください。