- 知的障がい
知的障がいがあっても楽しめる!簡単ルールの神ゲー8選【テレビ・ボード・テーブル】

「ルールが複雑でうまく遊べなかった…」
「ゲームは好きなのに、説明がむずかしくて入り込めない」
そんな経験ありませんか?
でも大丈夫!
世の中には知的障がいがあっても楽しめる、
わかりやすく、直感的に遊べるゲームがたくさんあります!
今回は、テレビゲーム・ボードゲーム・テーブルゲームの中から、
「簡単なルールで楽しめる」「達成感を味わえる」「みんなで笑い合える」
そんな“神ゲー”を厳選してご紹介します。
ゲームは「できる」を育てる最高のツール

ゲームは単なる娯楽ではなく、以下のようなメリットがあります。
- 成功体験を積み重ねられる
- ルールや順番を学ぶ練習になる
- コミュニケーションのきっかけになる
- 感情のコントロールや達成感を味わえる
知的障がいがある方にとって「できた!」「楽しい!」という気持ちはとても大切。
ゲームはそのきっかけになりやすいツールなのです。
選ぶときのポイント

✔️ ルールがシンプルでわかりやすい
説明が1~2分で終わるもの、もしくはプレイしながら覚えられるものが理想。
✔️ 視覚的な要素が多く直感的に操作できる
絵や色、アイコンなどで「何をすればいいか」がわかると安心。
✔️ 成功体験を味わえる設計になっている
勝敗がつくものでも、全員にチャンスがあるバランス設計があるとベター。
✔️ チーム戦や協力型もおすすめ
「勝ち負け」にこだわらないルールや、みんなで協力してゴールを目指すタイプは安心感があります。
【テレビゲーム編】ルールが難しくなくて楽しめるおすすめ神ゲー

① あつまれ どうぶつの森(Nintendo Switch)
- 自分のペースで島を自由にカスタマイズ
- 他のプレイヤーと交流もできる
- 時間制限や強制的なルールがなく、穏やかに楽しめる
やることを自分で決められる「自由さ」があり、失敗のプレッシャーが少ないゲームです。
② スーパーマリオブラザーズ ワンダー(Nintendo Switch)
- シンプルな横スクロールアクション
- 「アクションが苦手でもサポート機能あり」
- 画面も音も楽しく、飽きにくい
難易度は段階的に上がるけれど、自分に合ったキャラやステージを選べば無理なく楽しめる。
③ 1-2-Switch(Nintendo Switch)
- コントローラーを使った“体を動かすゲーム”が中心
- 説明も音声&アニメでわかりやすい
- 誰かと一緒に遊ぶのが前提なので、自然なコミュニケーションが生まれやすい
「どっちが早くミルクをしぼれるか」など、笑える要素も多く勝ち負けにこだわらないのが魅力。
【ボードゲーム・テーブルゲーム編】ルールが簡単で盛り上がるおすすめゲーム

① 人生ゲーム(タカラトミー)
- すごろく型のゲームで、ルールはとてもシンプル
- コマを動かしてお金の計算も学べる
- 視覚的に理解しやすい
✅ ルールが単純で、小さなお子さんや初めての人にもおすすめ。
② ドブル(DOBBLE)
- カードに描かれた“同じマーク”を探して、言い当てるだけ!
- 反応速度より「見つけられた!」という達成感が大きい
- バリエーション豊富で、年齢・障がい問わず楽しめる
✅ 視覚認知を使いながら、短時間でも遊べる万能ゲーム。
③ ナンジャモンジャ(すごろくや)
- カードに出てくるキャラに“名前”を付けて、それを覚えるだけ
- 名前は自由なので、ユーモアや発想力が活かせる
- 他の人の名付けに笑ってしまうこと間違いなし!
✅ 正解・不正解にこだわらず、笑いながら関われる遊びとして人気。
④ ジェンガ
- 積まれた木のブロックを1本ずつ抜いて、倒さないように積む
- 操作がシンプルで、力加減や集中力が問われる
- 失敗しても「ドカーン!」と倒れる瞬間も含めて楽しい
✅ 勝敗よりも「ドキドキ」「面白さ」に重点を置けるゲーム。
⑤ UNO(ウノ)
色や数字をそろえるだけのシンプルなルール
- 特殊カードも多いが、最初は通常カードだけで遊ぶなど調整できる
- 色分けとアイコンが明確なので視覚的にも理解しやすい
✅ ルールをアレンジして、ハードルを下げて遊ぶことも可能。
保護者・支援者の方へ:一緒に遊ぶときの工夫ポイント

- ルールを柔軟に調整してOK!
→ 難しいルールを省いて遊ぶことで、入りやすさがグッと上がります。 - 「勝ち負け」にこだわりすぎない雰囲気づくりを
→ 全員が「楽しかった」で終われる工夫を。 - 言葉だけでなく、視覚的にサポートする
→ ルールを絵にしたり、動作で見せたりしてあげると安心感が生まれます。 - 必ずしも“ルール通りに遊ぶこと”が目的ではない
→ 一緒に笑う、楽しむ、関わる。それが何よりの目的です。
まとめ:「簡単ルールのゲーム」で笑顔の時間を増やそう
- 知的障がいがあっても、遊びやすいゲームはたくさんある
- ポイントは「直感的に楽しめる」「ルールがシンプル」「成功体験が得られる」
- ゲームは楽しみながら自信や関係性を育ててくれる
難しいことは抜きにして、思いっきり笑い合える時間。
そんな「遊びのチカラ」を、もっと日常に取り入れていきましょう!