障がい者の資格取得!役立つ資格は?補助金はある?



障がい者の資格取得!役立つ資格は?補助金はある?

資格をもっている人ともっていない人が似た経歴で面接の印象も同じであれば、資格をもっている人のほうが有利になります。 また、なにも資格をもっていないと、できる事とできない事を正しくわかってもらえず、苦手な仕事を任されるおそれがあります。 自分が働きやすい環境をつくるためにも、資格をとって、自分のスキルをアピールすることは大切です。 そこで今回は、障がい者の就職に役立つ資格や、障がい者の資格取得にたいして補助金や助成制度はあるのかをくわしく解説していきます。

障がい者の就職に役立つ資格

障がい者の就職では、事務系やIT・web関係の仕事が人気となっています。事務系の仕事は黙々と作業をおこなう時間が比較的長く、コミュニケーションが苦手という人も安心しておこなえる仕事だからです。 ITやweb関係の仕事は、在宅勤務がしやすいという特徴があり、通勤や集団の環境が苦手という方に人気があります。

しかし、なにより自分が得意なこと、好きなことを生かせる職業が最も長続きしやすいです。自分が得意なこと、できることは何かを考えましょう。就職に役立つ資格をご紹介するので、自分の得意を伸ばせるような資格を見つけてください。

MOS

MOSは、「Micro Office Soft」の略称です。マイクロソフトオフィスソフトはよくパソコンにインストールされているソフトで、以下のような種類があります。

WordやExcelは事務作業に必須です。Excelの関数は使用する機会が多いので、使いこなせていると重宝されます。 事務職でなくても、マイクロソフトオフィスを使う機会がありますので、このMOSをもっていれば、さまざまな分野の仕事で役立つことができます。

MOSの試験は「全国一斉テスト」と「随時試験」があります。全国一斉テストは月に1回おこなわれ、決まった会場で試験がおこなわれます。試験日の約1か月前に予約が必要です。

随時試験は毎日おこなわれ、パソコン教室などで試験を受けることができます。

また試験はWordやExcelなど種類ごとに分かれています。さらに種類ごとに、ソフトの年代や、「スペシャリスト」・「エキスパート」とレベル分けされています。 スペシャリストは「一般レベル」であり、ソフトの基本的な操作能力を評価します。エキスパートは「上級レベル」で、より高度な技術を求めるものです。

MOSには公式のバージョンごと、種類ごとの参考書があります。 参考書をつかって、資格取得を目指しましょう。

ITパスポート

ITパスポート」は、ITを活用できる基礎的な知識を証明できる資格です。 ITパスポートを取得すると、つぎのスキルを身につけることができます。

・AI、ビッグデータ、Iotなど新しい技術や手法 ・情報セキュリティや情報モラルに関する知識 ・企業コンプライアンス、法令遵守に関する知識 ・経営戦略、マーケティングなど経営全般の知識 ・プロジェクトマネジメントの知識

IT化がすすむ現代で身につけておきたい知識を広く身につけられるので、IT系の企業でなく、一般企業の就職にも役立ちます。

ITパスポートの試験はCBT方式で、コンピュータを利用して実施します。そのため受験するには、マウスなどパソコンの基本的な操作の理解が必要です。 試験は都合の良い日時と会場をえらんで、受験できるようになっています。

簿記

「簿記」は、企業のお金の出入りを記録したり、一定期間ごとにまとめた決算を報告書にまとめることをいいます。「簿記」資格は経理事務に必須な資格です。 簿記で最も知られている資格は「日商簿記検定」です。 日商簿記検定には1級~3級があります。

2級・3級の試験は6、11、2月と年に3回。1級の試験は6月と11月で、年に2回おこなわれます。 2級、3級のレベルでも資格を取得するとアピールポイントになります。経理関係を学びたい人、経理関係の仕事に就きたい人は「簿記」資格取得を目指しましょう。

TOEIC

英語が好きな方や外資系企業の障がい者雇用枠で働きたいと考えている方は、「TOEIC」でスキルを証明しましょう。 TOEICは英語のコミュニケーション能力を測る、世界基準で認められている試験です。 試験は年に10回、全国各地で実施されます。

TOEICの満点は990点です。 このうち、最低限必要といわれているのは、「500~800点」。 企業に英語能力を強くアピールしたい場合は、「800点以上」は必要でしょう。

秘書検定

秘書検定は社会人の基本的な常識が身についていることをアピールする資格です。 職場常識や敬語の使い方、電話対応、ビジネスマナー、ビジネス文書の作成などのスキルを高めることができます。

秘書検定は3級~1級までとなっています。2級までは筆記試験のみ、準1級・1級には筆記試験と面接試験があります。 3級・2級は年3回、準1級・1級は年に2回、試験が実施されます。

秘書検定2級以上を取得していれば、社会人としての常識やマナーを身につけていると、就職活動で大きくアピールすることができます。

障がい者の資格取得を助ける機関・制度

・資格を取得したいけれど何から始めればいいのかわからない ・自分の伸ばしたいスキルに合う資格を見つけたい ・受講料を補助してくれる制度がほしい

という方に、障がい者の資格の取得を助ける機関・制度をご紹介します。

障がい者職業能力開発校

障がい者職業能力開発校は、障がい者の方の就労スキルを伸ばすために国が設置した公共機関です。 在職者向けの無料講習会や、さまざまな科目の講義を受講できるので、自分が伸ばしたいスキルを見つけ、資格取得を目指せます。

 ●受講できる科目の一例  東京障害者職業能力開発校 画像引用:https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/school/handi/kamoku.html

就労移行支援事業所

資格取得応援制度

一部の就労移行支援事業所では、就職のために必要な資格の受講料を負担してくれる制度があります。また資格取得に必要な参考書を用意してくれたり、資格の専門スタッフがいたりと障がい者の資格取得に力をいれている事業所があります。 お近くの就労移行支援事業所を調べてみましょう。

まとめ

障がい者の就職に役立つ資格は、 ・MOS ・ITパスポート ・簿記 ・TOEIC ・秘書検定 などがあります。 職業能力開発校や就労移行支援事業所などを利用して、自分の伸ばしたいスキルに合う資格取得を目指しましょう。

<<参考>>

障害者の方の資格取得について|就職や転職を目指す方におすすめの資格も紹介

障害者雇用における資格の活用術

障害者転職で資格を持っておくと有利?おすすめの資格を解説

障がい者の転職で有利になる資格とは? | 転職コラム | 【エージェント・サーナ】障害者のための転職エージェント

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