パラリンピック2020初!正式競技パラバドミントンとは?魅力・ルール・試合方法



パラリンピック2020初!正式競技パラバドミントンとは?バトミントンとの違いは?

東京パラリンピック2020で初めて正式競技として開催されるパラバドミントン。 競技人口は全国で150人ほどと少なく、認知度が低いことが課題としてありますが、金メダル候補となっている選手が多く在籍しているので、今回のパラリンピックで大きな注目を集めるでしょう。 そんなパラバドミントンのルールや、試合方法、パラリンピック2020の注目選手をご紹介します。

パラパドミントンとは?

パラバドミントンは、ルールの一部を変更し、障がい者もプレイできるようにしたバドミントンです。 障がいの部位や程度によってクラス分けされており、車いす・立位から、上肢・下肢・低身長症など細かく分かれて競います。 パラリンピック2020以前は、1998年から開催されている「世界選手権」と「アジアパラ大会」がパラバドミントンの最高峰の大会でした。 直近の2019年「世界選手権」では金メダル、銀メダルと計11個のメダルを獲得しており、パラリンピック2020でも多くのメダルを獲得できるのではないかと期待が集まっています。

スピード感・ダイナミックな動きに注目

画像引用:https://www3.nhk.or.jp/sports/story/2442/

パラバドミントンの魅力のひとつは、圧倒的なスピード感。立位クラスでは、障がいを感じさせない、スピード感ある熱い試合が見られます。時速400kmになるスマッシュを打つ選手もいます。

車いすのクラスでは、シングルスの場合、コート半面のみを使用して競うので、全面コートよりラリーが素早くなります。 速い攻撃に対応するには、車いすを適切に動かすチェアワークや、相手の選手の動きを読む力、スタミナが欠かせません。さらに速い攻撃が行きかうなかで、厳しいコースをつくなど、素早く戦略を組み立てることも重要となってきます。 コートが狭いからこそ見られる、高速の駆け引きに目が離せなくなります!

選手たちのダイナミックな動きにも注目です!車いすを使う選手で驚かされるのが、「のけぞりショット」。床と平行になるぐらいになるまで体を倒し、力強いショットを撃ちます。車いすは転倒防止策がされていますが、同じ動きができるでしょうか。 選手たちの鍛えられた体幹や、障がいをものともしない動きに注目しながら、観戦を楽しみましょう!

パラバドミントンのルール

パラバドミントンの基本的なルールは、一般的なバドミントンとあまり変わりません。 1ゲーム21点方式。3ゲームをおこない、2ゲームを先取したほうが勝ちです。使用するネットの高さは通常のバドミントンと同じで155㎝。車いすの選手は見上げるかたちになります。男女のシングルス・ダブルス、男女混合ダブルスがあります。 一般的なバドミントンとちがうルールは、クラス分けやコートの使い方です。

クラス分け

パラバドミントンは障がいの部位・程度によってクラス分けされます。まず大きく「車いす」と、立って試合する「立位」に分かれます。 「車いす」は障がいの程度によって2クラスに分かれ、「立位」は4クラスに分かれます。

アルファベッドは障がいの種類、数字は障がいの程度をあらわしています。1が最も重く、数字が大きいほうが軽度です。 車いすのクラス「WH1」と「WH2」の大きな違いは、腹筋がきくかどうかです。 腹筋がきくと、前後に身体を動かして広範囲でシャトルを打つことができます。

コート

クラス分けによって変わってくるのは、シングルスのコートの広さ。 車いすクラスの「WH1」「WH2」や、立位でも下肢障がいが重度の「SL3」の選手は、コートの半面のみで動き、試合をします。コートを狭くすることで、下肢障がいや車いすを使う選手もスピーディーなラリーができるようになっています。

パラバドミントンの注目選手

パラバドミントンは世界ランキングで1位を獲得している選手や、長年トップ争いをしてきたベテラン選手、期待のホープと呼ばれる選手など、金メダル候補の選手が在籍しています。 注目度が高い、里見紗李奈選手や、鈴木亜弥子選手、梶原大暉選手をご紹介します。

世界ランキング1位 里美紗李奈選手

画像引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210716/k10013142001000.html

里美紗李奈選手は車いすの障がいが重いクラス「WH1」で活躍する選手。シングルスでもダブルスでも世界ランキング1位を獲得しています。 高校3年生の時に交通事故で車いす生活になり、父の勧めで車いすバドミントンを始めました。そして競技歴2年半で「世界選手権優勝」という偉業を成した選手です。 里美紗李奈選手の強みは、シャトルコントロールとショットの強さ。車いすからのけぞった反動を利用して打つ「のけぞりショット」が、里美紗李奈選手の持ち味です。

長年トップ争いを続けた実力者 鈴木亜弥子選手

画像引用:https://www.parasapo.tokyo/featured-athletes/suzuki-ayako

鈴木亜弥子選手は2009年に世界選手権に出場し、女子シングルスで1位を獲得。それから現在まで、国際的に開催された大会では常に1位・2位という成績をもち、トップレベルの争いを長年経験したベテラン選手です。 クラスは上肢障がい者の「SU5」。右肩が肩より上がらないという先天的な障がいをもっており、体のバランスをとるのがむずかしいという課題を抱えています。 粘り強く知的なプレースタイルの持ち主。相手選手の動きを冷静に読み、際どいコースを打ちます。

期待のホープ 梶原大暉選手

画像引用:https://www.parasapo.tokyo/featured-athletes/kajiwara-daiki

全国大会にも出たことのある野球クラブチームで、ピッチャーとして活躍していましたが、中学2年の交通事故から車いす生活に。高校でパラバトミントンと出会い、2019年のデンマーク国際大会ではシングルス・ダブルスともに1位を獲得しました。 パラバトミントンではピッチャーとしての経験を生かし、力強いスマッシュが特徴です。 また野球を通じてつけた体力も武器となっており、その成長速度や今後に期待が集まっています。

まとめ

パラバドミントンは、一般のバドミントンとそれほどルールは変わらないので、初めて見る方も観戦を楽しみやすい競技です。 2020パラリンピックのバドミントンの日程は、9月1日から9月5日。 選手たちのスピーディーかつ知的な駆け引きや、ダイナミックな動きに注目して、観戦を楽しみましょう!

<<参考>>

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